姫路城の工事構台の推移とクレーンの最終撤去予定

姫路への旅行をする際に一番の観光スポットである姫路城。
改修工事が行われている姫路城の公開は2015年3月27日を予定となっていますが、
それまでも一部を除いて見ることができるようになっています。
観光に来た際の写真撮影で一番気になるところが工事の状況です。
ここでは現在(2014/10/25)の姫路城の状況と、
これまでの工事推移、クレーンの最終撤去予定についてご紹介します。

姫路城の工事構台の推移とクレーンの最終撤去予定

姫路城の工事用構台（ステージ）は概ね撤去が進んで、
城を正面から撮影した際にもクレーンが邪魔をすることも少なくなってきています。

姫路城正面(2014/10/24)

とは言え、まだ引いて撮影した際には、工事用のクレーンが写り込むことになります。

姫路城改修工事・三の丸(2014/10/24)

工事用構台（ステージ）とクレーンの撤去予定

この現在も残っている工事用構台（ステージ）に乗ったクレーンの撤去日時については、
10月工程表のみ公開されていてその先の日程は特に公開されていません。

姫路市｜今週の姫路城（26年4月28日現在）

姫路城大天守保存修理工事スケジュール（月間工程表）

 平成26年10月(PDF形式; 823KB)

姫路城管理事務所のご担当の方のお話では、
現在残っている１台のクレーン・構台（ステージ）の撤去予定は、

2015年01月頃 を予定している

とのことでした。

その為、翌年の１月以降であれば、
引いた撮影アングルでもクレーンなどが映り込まない写真を撮ることができるようになりそうです。

これまでの工事ステージの撤去模様

着々と公開に向けて工事が進んでいる現在ですが、
こうした城を撮影できるまでには長い期間がかかっています。

少しずつ遡ってみます。

直近の変化として、城の真横にまで伸びていた構台（ステージ）の一部撤去と、
２段階に伸びるクレーンが解体されてとてもすっきりしました。

2014年9月ごろ

2014年9月ごろは、大きなクレーンと小さなクレーンがそびえ立っています。

茂みに隠れて見にくいのですが、
城の前まであった構台（ステージ）が撤去され石垣が綺麗に見えるようになりました。

姫路城改修工事・三の丸(2014/09/09)

2014年8月ごろ

この頃もクレーンが大きくそびえ立っています。

この状態が２ヶ月近く続いたわけですが、
改修工事用の覆いを支えていたコンクリートの基礎を着々と解体・搬出を行っていたようです。

姫路城改修工事・三の丸(2014/08/04)

2014年7月ごろ

この頃にはまだ城の前まで構台（ステージ）があり、
この構台で作業するクレーンが城に重なってしまい、
うまく写真が撮れなかったことがよくありました。

姫路城改修工事・桜門橋(2014/07/09)

2014年6月ごろ

この頃は姫路城の覆いを着々と解体していく工程になっていました。

6月の上旬には、覆いが半分ほど残っていました。

姫路城改修工事・三の丸(2014/06/01)

それが、６月の末にはほぼ覆いは撤去され、ステージのみが残る状態にまでなりました。

姫路城改修工事・三の丸(2014/06/30)

2014年5月ごろ

この頃から長らく覆いに隠されていた姫路城が顔を出し始めて、
天守閣部分が少しずつ見え始めてきます。

この頃はやっぱりわくわくする感じがしました。

姫路城改修工事・三の丸(2014/05/04)

2014年4月ごろ

この頃から長らく被されていた覆いの解体が始まりました。

姫路城改修工事・千姫ぼたん園(2014/04/03)

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ここからが長い間、姫路城といえば・・・コレ。

2013年8月ごろ

本当に長い間、こうして覆いが被されていたものです。

姫路城に間近にまで近づいてみることができた
「見学施設・天空の白鷺」があったのもこの頃まででした。

姫路城改修工事・三の丸(2013/08/04)

天空の白鷺の入り口では、この覆いがどれだけ大きなものだったのかも感じられます。

姫路城改修工事・天空の白鷺１(2013/08/04)

見上げてみるとこの壮大さです。

姫路城改修工事・天空の白鷺２(2013/08/04)

2013年4月ごろ

ここ数年は姫路城の公園で桜の花見をすると、
ずっとこの覆いがされた姫路城を見るという状態でした。

姫路城改修工事・千姫ぼたん園(2013/04/03)

さいごに

今年（2014年）は覆いが解体され始めた姫路城。

そして来年（2015年）は、
ついに再オープンした真っ白の姫路城と満開の桜を楽しむことができそうです。

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