頑張らない!でも諦めない!必死にならずにええかげん

ネットに流れない情報

      2014/11/22

余談

ネット上に流れない情報など、
最近はあるのだろうかと思っていたが、
実際にはあるんだなということを実感しました。

今回実感したのが、Amazonフルフィルメントサービスの
登録を行ったことで「言えない」ことがあるということが分かった。

Amazonフルフィルメントサービスについては、
既に多くの人がご存知のAmazonの運営するシップメントサービス。
Amazonを自店舗の倉庫として利用するようなイメージで、
出品、受注、請求、発送、納品といったBtoCの業務を、
Amazonの市場やシステムを利用して一括して行うものです。
詳しくは、フルフィルメント by Amazon を参照ください。

さて、このサービスですが、利点も欠点もあり、
自社が行っているサービスに合っているならば、
Amazon出品・出店サービスを利用することは、
とても利用価値が高いと思います。
ただ、競合もかなり多い為、どこにでも置いているものだと、
結局は価格競争でしかない状況になります。

私は以前から、このサービスの存在は知っていたものの、
実際に利用するにはちょっと敷居が高い気がして、
これまではYahooオークションで済ませてきました。

今回は妻が持っている書籍で重複しているものがあるとのことで、
ちょっと勉強を兼ねて、Amazonで出品してみようかと思うようになりました。

今回登録してみて、
このAmazonフルフィルメントサービスの利用を検討することにしました。
当初は、この登録を行ってみてそのレビューを投稿しようと思ったのですが、
実際に登録を行ってみて、レビューがしにくいことが分かりました。

というのもこのサービスを利用することは、
手軽に始めることができるとはいえビジネスの立場。
利用を始める際には、
顧客として利用してきたAmazonのユーザーIDに加えて、
出品者ユーザーに登録する必要があります。

その出品者アカウントの作成には出品契約の締結が必要になります。

この出品契約には、以下のように記載されています。

11. 秘密保持

サービス利用者がサービスを利用する過程で、サービス利用者は一般に知られていないAmazonおよびサービスに関連する情報(Amazon取引情報を含みますが、これに限りません)(以下、「秘密情報」)を受取ることがあります。サービス利用者は、
(a)全ての秘密情報は、Amazonの独占的財産であり続けること、
(b) サービス利用者は、秘密情報を、サービスを利用するために合理的に必要な場合のみ使用すること、
(c)その他の方法でサービス利用者は秘密情報をいかなる個人、会社または第三者に開示しないこと、および
(d)秘密情報を、本契約において明示的に許可されていない使用または開示から防御する全ての合理的な対策をとること、
に同意します。サービス利用者は、Amazonの事前の書面による許可なく、サービスに関するプレスリリースまたは公表を行わず、Amazonの名称、商標またはロゴをいかなる方法(販売促進の素材を含みます)でも使用しないものとし、Amazon間の関係をいかなる方法でも虚偽または誇張して表示しないものとします。

と明記されており、本契約を締結することになります。
この秘密保持条項の範囲がどこまでで、どこからが秘密情報なのかという疑問は残りますが、
「一般的には知られていない=本契約を行わないと知りえない情報」とも読み取れます。

すなはち、出品者サービスにログインしたのちに知りえた仕組み、情報などは、
一般に知りえない情報に含まれることになると思われます。

こうした契約条項があって、知りえる情報は、
本当であればレビューしてブログにUPすることで、
検討している人にサービスの利用前に検討材料を、提供できると思っていましたが、
こういう事情でここには書けないのだと実感しました。

世の中には、こうした内部の人のみが知りえる情報というのが、
山のようにあり、一度でも足を踏み入れてみないと知りえない情報があるものです。

ネットやブログ、ウィキリなど本当は公開されたくない情報が、
世間に広まってしまうこともある昨今ですが、
ネットを検索しても、ヒットする情報数が極端に少ない場合、
その仕組みやサービスに秘密にしたいメリットがあるか否かではなく、
「単に公開を制限されているだけである」という場合もあります。

如何に内部の人間として、サービスを利用し、
実体験として肌身で感じてみる方法が重要なのだと思いました。

ツイッターなどでTLを眺めていると様々な情報が飛び交っていますが、
溢れた情報がすべてだとは思わずに、
自らが行動し情報を集める努力をすることが重要だと思います。

少なくともAmazonは「やりたい!」と思った人すべてに、
活動することを認めているという点で、
やる気があればこうしたサービスが簡単に利用できる。
それこそが、一番の大きなメリットであると思います。

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Amazon、Amazon.co.jpは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
フルフィルメントby Amazon、Amazonプライム及びAmazon Services JapanはAmazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

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