Google Analyticsアクセス解析をアメブロで利用する方法
2014/11/22
Google Analytics™は皆さんご利用でしょうか。
こうした優れたアクセス解析ツールを各社無料ブログで利用したい
そう思うことはよくあることでしょう。
今回はAmebaブログことアメブロ™でGoogle Analyticsを
利用する方法をご紹介します。
他社の無料ブログでどのように設定するのかなどが、
気になるようでしたら以下の投稿をどうぞ。
はじめに
無料ブログには既に独自のアクセス解析ツールが付属していて、
サービスを始めるとともにすぐにアクセス数等が確認できて便利なものです。
しかしこうした標準のアクセス解析ツールでは、
あくまでも標準で提供された内容のみが確認でき、
もっと詳細に解析データを確認したいと思っても、確認することができません。
そこで、アクセス解析でもっとも普及しているであろう、
Google Analyticsを利用しようと思うわけです。
利用規約上問題はないか
アメブロといった無料ブログサービスなどの、
外部Webサービスを利用するにあたって、
まず確認しなければならないことは利用規約です。
アメブロの利用規約の禁止事項に対して、
このような外部プログラムの利用が認められていることを確認する必要があります。
この中には禁止事項等が書かれています。
以下は2013/08/24時点の第13条抜粋です。第13条(禁止事項)
1.会員又は利用者は、本条第4項に定める行為又は内容・表現もしくはその恐れのある内容・表現を含む書き込みや投稿、メッセージの送信等(以下「送信等」と総称します)の禁止事項を行ってはならないものとします。
2.会員又は利用者が、本条第4項に違反したと当社が判断した場合には、送信等をした内容の削除、本サービスの全部又は一部の利用停止、退会処分、その他当社が適切と判断する措置をとることができるものとします。
3. 会員又は利用者が本条第4項に定める禁止事項のいずれかに違反した場合、当社は、当該会員又は利用者に対し、その行為により当社が被った一切の損害(合理的な弁護士費用を含みます)の賠償を請求できるものとします。
4.本条第1項に定める禁止事項とは以下に定めるとおりとします。(1) 良識に欠けるものや、品位に欠けるもの
① 殺害・虐待・自殺・自殺行為を肯定・勧誘あるいは助長する又はその恐れのある内容(殺害・自殺の方法などを送信等する行為を含む)の送信等
② 過度に残虐又は暴力的な内容・動画・画像(イラストや絵画等も含む)の送信等
③ 社会通念上、不適切と解釈され、又はその恐れのある表現・内容の送信等
④ アダルト画像、動画を含む内容(イラストや絵画等も含む)の送信等
⑤ 著しく性欲を興奮させたり、刺激したりする内容・動画・画像(イラストや絵画等も含む)の送信等
⑥ アダルトサイト、出会い系サイト関連の表現・内容の送信等又はこれらのサイト等へのリンク
⑦ 性に関する表現で、わいせつな行為、対象を連想させるもの、その他卑猥な表現・内容の送信等
⑧ 健全な社会通念に反し、品性を損なうような行為、表現・内容の送信等
⑨ その他、一般的に他の会員や利用者が不快に感じる、又はその恐れのある表現・内容の送信等(2) 他の会員や利用者、その他第三者を中傷したり、名誉を傷つけたりするもの、権利を侵害するもの
① 他の会員や利用者、その他第三者について、誹謗中傷もしくは侮辱する、又は名誉や信用を傷つける行為、表現・内容の送信等
② 人種、民族、性別、信条、社会的身分、居住地、身体的特徴、病歴、教育、財産等による差別につながる表現・内容の送信等
③ 本人の承諾のない個人情報(但し、一般に公開されている著名人などの情報は除く)の送信等
④ 第三者の商標権、著作権、著作者人格権等の知的財産権、肖像権及びパブリシティ権等の権利を侵害する、又はその恐れのある行為、表現・内容の送信等
⑤ 第三者の財産、プライバシー等個人の権利を侵害する、又はその恐れのある行為、表現・内容の送信等(3) 社会倫理や法令に反するもの
① 違法薬物、火器・けん銃など違法武器、爆発物の製造、売買春、児童ポルノの提供、公文書偽造、殺人、傷害、詐欺、窃盗等の犯罪その他の法令違反行為を推奨・肯定・勧誘もしくは助長する又はその恐れのある行為、表現・内容の送信等
② 犯罪その他の法令違反行為を推奨、肯定、もしくは助長する等、社会的に有害であるもの、又はその恐れのある行為、表現・内容の送信等
③ 出会いを希望もしくは誘導することを目的とするもの、又はその恐れのある行為、表現・内容の送信等
④ 異性との交際又は性交渉を目的として本サービスを利用する行為
⑤ 直接会うことを目的とした内容の送信等、又は他の会員に対し、そのような行為をするよう誘う行為
⑥ 他の会員に対し、個人情報(フルネーム、電話番号、メールアドレス、住所、本人の顔写真等)を聞き出す行為
⑦ 相手に恐怖心を生じさせる目的で危害を加えることを通告する脅迫行為やストーカー行為
⑧ 公職選挙法に抵触する行為
⑨ その他、法令もしくは公序良俗に違反するもの、又はその恐れのある行為、表現・内容の送信等(4) 当社の承諾のない商業行為
① 無限連鎖講(ねずみ講)、リードメール、ネットワークビジネス関連(マルチ商法、マネーゲーム等を含む)の勧誘等の情報、及びこれらに類する情報の送信等
② 商業用の広告、宣伝を目的としたブログの作成(但し、当社が認めている範囲のもの及び当社タイアップ等は除く)
③ 当社が許可したものを除き、営利、非営利目的を問わず、物やサービスの売買、交換(それらの宣伝、告知、勧誘を含む)を目的とする情報の送信等(物品を販売し、又は契約を締結させることを目的とする無料セミナーの情報の送信等を含む)
④ 本サービスの一部の利用権を、当社が定めた以外の方法で譲渡する行為
⑤ 本サービスの全部又は一部の利用権をもって、現金その他の財物、財産上の利益との交換取引をすること、もしくは交換取引をすることの宣伝・告知・勧誘する行為(詳しくはコチラをご覧ください。)(5) その他
① 個人、法人問わず、自ら又は組織等を偽る行為
② 宗教団体もしくはそれと同視し得る団体への勧誘、布教、寄付等を求める、又はその恐れのある行為
③ その他、当社が不適切と判断する行為
確認した感じとして、社会通念上のNG行為全般や、出会い系に関する行為、
未承諾商業行為の禁止などが挙げられています。
今回のGoogle Analyticsなどに関する禁止規定の明記はありませんので、
特に問題ないものと解釈できます。
ただし、第13条の最後には「その他、当社が不適切と判断する行為」との、
記述がありますのであくまでも自己責任として対応をお願いします。
アメブロの利用停止などのいかなる損害に関しても私はその責を負いません。
Google Analyticsコードの取得
Google Analyticsにてトラッキングコードを取得する方法は、以下の投稿を参考にしてください。
尚、今回は今後主流となるであろう、
Universal Analyticsによるプロパティーを利用した、
Universal Analyticsトラッキングコードでご説明します。
取得したUniversal Analyticsトラッキングコードは以下のようなソースです。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
<script> (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-42XXXX93-1', 'ameblo.jp'); ga('send', 'pageview'); </script> |
アナリティクスのトラッキングコードが上記のものと違っている場合には、
貴方の利用しているトラッキングプロパティーが、標準アナリティクスを採用していることになります。
2014/05/03 追記
現在、標準アナリティクストラッキングプロパティーの提供は、
ユニバーサルアナリティクスの一般公開を受け終了しています。
本投稿における標準アナリティクスに関する記述は内容が古くなっております。
標準アナリティクスをご利用の場合には、適宜アップグレードされることをお勧めします。
Google™AnalyticsのUniversalAnalyticsベータ終了(公開)に伴う移行手順
GoogleAnalyticsのプロパティーにはこれまで標準アナリティクスと
ユニバーサル アナリティクス(UniversalAnalytics Beta)がありましたが、
2014/04/17(確認時点)にUniversalAnalytics が一般公開となったと、
GoogleAnalyticsの画面に表示されるようになりました。
また、標準アナリティクスご利用時の画面構成イメージを以下にまとめています。
ユニバーサルへの移行後に差異を確認されたい場合にご利用ください。
Google™Analytics標準トラッキングプロパティー(移行直前画面キャプチャ)
貼り付けるソースはどちらでも構いませんのでご利用のソースを貼り付けてください。
標準アナリティクスについては以下の投稿を参照ください。
アメブロに対する設定
アメブロでGoogle Analyticsのトラッキングコードのような、
JavaScriptプログラムを実装する方法として提供されている方法には、
「フリープラグイン」という機能を利用します。
一般的に使われている「フリースペース」を利用したカスタマイズではJavaScriptは利用できません。
フリープラグインの設定
ブログ管理画面のサイドメニューから[プラグインの追加]をクリックします。
表示されたプラグインの追加画面から、
[フリープラグイン]のタブをクリックしてフリープラグインの編集を行います。
フリープラグインの編集エリアに対して、Google Analyticsコードを設定します。
設定した状態は以下のようになります。
コードの貼り付けが完了したら[保存]をクリックして終了します。
フリープラグインの配置
ブログ管理画面のサイドメニューから[設定・管理]をクリックします。
表示されたサイドバーの一覧に対して、
[フリープラグイン]が表示されていることを確認します。
ブログ管理画面のサイドメニューから[配置設定]をクリックします。
表示された配置設定画面内で[使用する機能]に対して、
[フリープラグイン]をマウスでドラックして、配置します。
配置する位置は左列(カラム)の先頭にでも配置してください。
配置が完了すると[フリープラグイン]が設定されます。
[保存]をクリックして配置を保存します。
表示の確認
ブラウザから自身のサイトにアクセスして表示します。
レイアウト等が崩れていないことを確認します。
このトラッキングコードの設定では特に表示が追加されたり、
見た目で何か変更になることはありません。
ページのソースを確認すると、プラグインを配置した位置に、
トラッキングコードが出力されています。
Google Analytics設定の確認
設定の確認
Google Analytics側にログインし、
[アナリティクス設定]-[トラッキング情報]-[トラッキングコード]をクリックし、
トラッキングコードの表示ページを確認すると、
上部にトラッキングの状態が表示されます。
ステータス:データを受信しています
と表示されていれば、Google Analyticsの設定は完了です。
レポートデータの確認
Google Analyticsのデータは完全にリアルタイムで確認ができるわけではありません。
データを受信してから、翌日などにデータの確認を行ってください。
どうしても急ぎで確認をしたいようでしたら、
レポートの[リアルタイム]-[サマリー]で現在のアクセスユーザー数の確認ができます。
自分で自サイトをブラウザで開き、レポートを確認すると、
現在のユーザー数に自分が確認できます。
さいごに
いかがだったでしょうか。
標準のアメブロのアクセス解析にプラスして、
詳細なアクセス解析ができるようになるのはとても便利なことです。
それぞれの解析メリットを利用しながら、サイト運営をしていけばいいと思います。
他社の無料ブログでどのように設定するのかなどが、
気になるようでしたら以下の投稿をどうぞ。
Google™はGoogle Inc. の登録商標(第4478963号及び第4906016号)です。
GoogleロゴはGoogle Inc. の国際登録商標です。
国際登録番号:881006及び926052及び1086299及び1091990及び1145934
Google Analytics™はGoogle Inc. の商標です。
アメブロは株式会社サイバーエージェントの
登録商標(第5019556号及び第5038968号)です。
アメブロのロゴ、アイコンその他のマーク等は株式会社サイバーエージェントの商標であり、
株式会社サイバーエージェントの著作物です。
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