WordPress投稿の前後にGoogle™AdSenseユニットを追加
2015/07/10
WordPressに対してGoogle™ AdSenseの広告ユニットを、
functions.phpやsidebar.phpファイルの直接編集なしに、
投稿の前後に組み込む方法をご紹介します。
PostPostではできなかったTOPページ表示方法などをご紹介します。
はじめに
いつもお読みいただきありがとうございます。
皆さんはwordpressサイトにAdSenseをどのように追加しているでしょうか。
直接phpファイルを編集してAdsenseのソースを組み込むといったものが多く、
テーマファイルの変更時などに以後のメンテナンス対応がしにくいなと感じました。
環境
- wordpress:3.5.1(推奨は3.5)
- 利用テーマ:Contango(推奨はTwentyEleven, TwentyTwelve, Responsive)
- Post 6 WidgetArea:0.6.2(プラグインオフィシャルサイト)
2013/10/04訂正
本プラグイン(Post6WidgetArea)は、
[Jetpack by WordPress.com]との競合が発生する恐れがあります。
当環境にて確認させていただいた競合バージョンはJetPack(2.3.5,2.4.1,2.4.2)でした。
最新のJetpack 2.5にアップデートを行うことで下記の症状は改善され正常動作致しました。
Plugin追加の検索は[Post6WidgetArea]と空白なしで表示されますが、
私の環境の組み合わせでは最新0.6.1バージョンでは体裁が崩れて表示されました。
その為、0.5.0バージョンを利用しています。
各バージョンリンク:0.6.2/0.6.1/0.6.0/0.5.0/0.4.0
またテーマは運用環境に合わせContangoとさせて頂いています。
作者enomoto様には再現性確認などにご協力頂きましたことをお礼申し上げます。
また、他プラグインとの競合に起因する誤った記述をこの場を借りてお詫び申し上げます。
今後はより影響の少ない環境にて検証を行い、ご紹介させて頂くように努めさせて頂きます。
なお、Post6WidgetArea_v0.6.2の正式なレビューを追って再投稿させて頂く予定です。
再投稿させて頂きました(2013/10/05)
以下投稿で詳細な使用法についてご紹介させて頂いております。
【再投稿】投稿の前後挿入にPost6WidgetArea_v0.6.2-wordpressプラグインを利用
AdSenseのユニット設置に関しては本投稿をお読みください。
アルゴリズン
AdSense広告ユニット設置プラグイン
AdSenseの広告ユニットを設置するにあたって、
今回はプラグインをベースとした設置方法をご紹介します。
単一のプラグインで投稿の前後に対して、決まった文言を挿入する方法は他にもあると思います。
ここでは、Post 6 WidgetAreaというプラグインを利用した実装方法をご紹介します。
Post 6 WidgetArea
投稿の前後に対して定型文を挿入するプラグインの代表といえば、
PostPostではないでしょうか。
しかしこのPostPost。
現時点でPostPostはダウンロードができない状態になってしまっています。
その為、これから対応をと思われている方にも一時的な代替案として利用できると思います。
投稿の前後挿入にPostPost-wordpressプラグインを利用が(配布されなくなっていた)
既に利用されている方はそのまま利用されればいいかもしれませんが、
これからAdSenseを設置しようと思った際に、
ダウンロードができなければ、設置のしようがありません。
そこで、代替案としてご紹介します。
2013/10/04追記
検証時点でプラグイン競合に伴って体裁乱れが発生していましたが、
プラグイン単独としては正常動作しています。
本投稿においては下記2ウィジェットエリアを利用しますが、他も利用可能です。
ただし、このプラグインですが、まだ動作が不安定な部分があります。
その為、本プラグインの挿入機能の以下2つのみを利用します。
- Post6 個別記事コンテンツ前
- Post6 個別記事コンテンツ後
このプラグイン全体の機能は以下の投稿でご紹介しています。
投稿の前後挿入にPost6WidgetArea_v0.5.0-wordpressプラグインを利用【再投稿】投稿の前後挿入にPost6WidgetArea_v0.6.2-wordpressプラグインを利用
これ以降、Post 6 WidgetAreaプラグインが有効化されているものとして進めます。
HTML Javascript Adderとの併用
今回併用するプラグインはHTML Javascript Adderです。
以前、サイドバーにAdSenseを追加する際の方法としてご紹介したプラグインです。
WordPressサイドバーウィジェットにAdSenseユニットを追加
このプラグインはwordpressのウィジェットとして、
HTMLやJavascriptなどのソースを直接組み込むことを目的にしているプラグインです。
標準のテキストウィジェットではJavaScriptが扱えなかったりという制限があります。
も構いませんが、条件分岐できるHTML Javascript Adderを利用します。
このプラグインでJavaScriptが挿入できるウィジェットを追加します。
なお、Post 6 WidgetAreaプラグインを有効化すると、
[Post 6テキスト]ウィジェットが追加され、それ単独でもJavaScriptの実行が可能になります。
その為、HTML Javascript Adderの利用は必須ではありません。個人的にこちらのシンプルな機能であることと、
サイドバーのAdSense表示に当サイトで既に導入していて実績があるためです。
HTML Javascript Adderのwordpressに対するインストールは、
新規プラグインの追加から検索をし、インストール・有効化で完了します。
これ以降、HTML Javascript Adderプラグインが有効化されているものとして進めます。
AdSense広告ユニットのウィジェット化
HTML Javascript AdderウィジェットのPost 6 WidgetAreaへの追加
WordPressダッシュボードから[外観]-[ウィジェット]を選択し、
ウィジェットの設定画面を開きます。
Post 6 WidgetAreaが有効になっているとウィジェットエリアに対して、
以下のウィジェットが追加されています。
- Post6 head タグ要素内
- Post6 ページエリアスタート部
- Post6 個別記事コンテンツ前
- Post6 記事中ショートコード/モアタグ位置
- Post6 個別記事コンテンツ後
- Post6 ページエリアエンド部
ウィジェットの配置
表示されている[HTML Javascript Adder]を
「Post6 個別記事コンテンツ前」にドラッグアンドドロップし追加します。
ウィジェットタイトルとソースコードの入力
HTML Javascript Adderウィジェットの[▽]をクリックし、
表示されたフィールドに対してタイトルとソースを貼り付けます。
ここでタイトルは入力してもしなくても構いませんが、
入力した場合にはウィジェットのタイトルとして表示されます。
Content:のフィールドに対してGoogle AdSenseコードを貼り付けます。
AdSense広告ユニットの表示
個別投稿の表示の確認
ブラウザで表示し、広告が表示されていれば問題はありません。
サイズが合わない広告ユニットを割り当てた場合には、
当然ながら画面から切れたりする表示になってしまいます。
その他の位置へ広告ユニットの追加
投稿の下部表示
投稿の下部に対しても広告を表示したいような場合には、
「Post6 個別記事コンテンツ後」にウィジェットをドラッグアンドドロップし追加し、
広告コードを貼り付けて表示します。
ホーム、固定ページ、アーカイブに対する表示
ホーム、固定ページやアーカイブ(カテゴリ・タグ・月別など)ページに対して、
広告を挿入したい場合には、
[Post6 ページエリアスタート部][Post6 ページエリアエンド部]を利用します。
このウィジェットは個別投稿ページに対しても上下に表示が行われます。
その為、4つの広告が表示されてしまう結果になります。
その際には「個別投稿」のみに、
[Post6 ページエリアスタート部][Post6 ページエリアエンド部]を、
表示しない設定を行うことができます。
設定メニューの[Post 6 WidgetArea 設定]で、
[ページエリアスタート/エンド部のウィジェット処理を有効とするページ種別]から、
[個別投稿ページ]のチェックを外します。
TOPページの表示確認
このPost 6 WidgetAreaによる挿入は、
投稿の前後に対して挿入する設定を行ったウィジェットは、
TOPページの投稿表示には表示されません。
TOPページで投稿の繰り返し表示を行った場合でも、
AdSense広告が複数表示されたりすることはありません。
これでGoogle AdSenseの表示広告数の制限に合わせて、
TOPページの抜粋表示の繰り返しに対応が行えます。
さいごに
このようにしてウィジェットとしてAdSenseユニットを追加することで、
ユニットの配置自体が動的なコンテンツとして、自身のサイト上に配置が可能になります。
できることは極力プラグインなどで簡素化させてもらったうえで、
できる限りコンテンツの充実に注力した方が、
せっかく訪れてくれた方にもメリットが大きくなるのではないかと考えています。
Google™はGoogle Inc. の登録商標(第4478963号及び第4906016号)です。
GoogleロゴはGoogle Inc. の国際登録商標です。
国際登録番号:881006及び926052及び1086299及び1091990及び1145934
AdSense™はGoogle Inc. の登録商標(第4899412号)です。
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