17.ウィジェット表示管理-Jetpack by WordPress.com
2014/11/22
wordpressを利用していて一番利用されているプラグインが、
このwordpress.comが提供しているJetPackではないでしょうか。
JetPackプラグインは機能が多いのですが、
ここでは「ウィジェット表示管理」の機能についてご紹介します。
はじめに
Jetpack by WordPress.comのすべての機能を使っているでしょうか。
私はこれまで必要なものだけを使って、ほかの機能はあまり気にしていない状態でした。
ざっと全体の機能を確認しましたので、ご紹介しておきます。
ウィジェット表示管理
ウィジェット表示管理
ウィジェット表示管理機能を使って、ページごとに表示されるウィジェットをコントロールしましょう。
表示をコントロールするにはウィジェット詳細を開いて「保存」ボタンの横にある「公開状態」ボタンをクリックし、オプションを選択してください。
例えばアーカイブウィジェットをカテゴリーアーカイブとエラーページのみに表示したい場合は、一つ目のドロップダウンで「表示」を追加して「ページが 404 エラー」「カテゴリーがすべてのカテゴリーページ」という2つのルールを追加してください。
表示中のページに基づいてウィジェットを非表示にすることもできます。例えばアーカイブウィジェットを検索結果ページに表示したくない場合は、「非表示」を選んで「ページが検索結果」を指定してください。
使用方法
「ウィジェット表示管理」を有効化すると[外観]-[ウィジェット]を選択し、
ウィジェット管理画面にて、サイドバーなどに設置したウィジェットに対して、
[公開状態]というボタンが表示されるようになります。
「ウィジェット表示管理」が無効な状態(例:テキストウィジェット)
無効な状態は標準のテキストウィジェットが表示されます。
「ウィジェット表示管理」が有効な状態(例:テキストウィジェット)
有効な状態は標準のテキストウィジェットに[公開状態]のボタンが表示されます。
このボタンは投稿の公開状態といった意味ではなく、
「このウィジェットを公開する条件」といった意味合いになります。
[公開状態]ボタンをクリックすると、以下のように条件指定のフィールドが表示されます。
各フィールドを設定することによって、ウィジェットの表示・非表示を制御できます。
また条件は、横の[追加]をクリックし追加することができます。
設定
以下の場合に
「以下の場合に」の部分の選択肢は以下から選択ができます。
- 表示
- 非表示
これは、以後の条件に合致する(Ture)の場合に表示するか、非表示にするかを選択することができます。
※これ以後は、「表示」を選択したものとして、説明を表記します。
「非表示」を選択した場合には意味が反対になりますので、各自読み替えてください。
[ ](種別)が[ ](詳細条件)
上記の「以下の場合に」の以下の条件を設定します。
選択肢は「[ ]が」の最初の部分は、投稿種別などを条件に指定することができます。
- カテゴリ
- 投稿者
- タグ
- 日付
- 固定ページ
カテゴリ
カテゴリを選択した場合「が[ ]」の後ろの部分はブログ内に設定されている
カテゴリの一覧が表示され1つのカテゴリを選択することができます。
複数選択のカテゴリとしては「すべてのカテゴリページ」が選択できます。
ここで選択したカテゴリの条件は以下の条件両方に合致します。
- 指定したカテゴリに属する投稿
- 指定したカテゴリアーカイブページ(http://.../category/(カテゴリ名)/)
投稿者
投稿者を選択した場合「が[ ]」の後ろの部分はブログ内に設定されている
投稿者の一覧が表示され1人のユーザーを選択することができます。
複数選択の投稿者としては「すべての投稿者ページ」が選択できます。
ここで選択した投稿者の条件は以下の条件両方に合致します。
- 指定した投稿者が著者にの投稿
- 指定した投稿者アーカイブページ(http://.../author/(投稿者名)/)
タグ
タグを選択した場合「が[ ]」の後ろの部分はブログ内に設定されている
タグの一覧が表示され1つのタグを選択することができます。
複数選択のタグとしては「すべてのタグページ」が選択できます。
ここで選択したタグの条件は以下の条件両方に合致します。
- 指定したタグに属する投稿
- 指定したタグアーカイブページ(http://.../tag/(タグ名)/)
日付
日付を選択した場合「が[ ]」の後ろの部分は、以下の選択肢から選択ができます。
- 日別アーカイブ
- 月別アーカイブ
- 年別アーカイブ
ここで選択したタグの条件は以下の条件に合致します。
年月日の選択を行えませんので「2013/12/29」の投稿といった指定はできません。
その為、個別投稿のページでは表示されません。
- 日別アーカイブ
http://.../2013/12/29/ - 月別アーカイブ
http://.../2013/12/ - 年別アーカイブ
http://.../2013/
固定ページ
固定ページを選択した場合「が[ ]」の後ろの部分はブログ内に公開されている
固定ページの一覧が表示され1つの固定ページを選択することができます。
固定ページでは特殊なページを条件指定に含めることができます。
- フロントページ
- 投稿ページ
- 404エラーページ
- 検索結果
また投稿タイプを条件に指定することができます。
- 投稿
- 固定ページ
- メディア
そして、固定ページを個別に選択することができます。
フロントページを選択した場合
フロントページはサイドバー[設定]-[表示設定]のメニューから、
フロントページに対して表示する対象を指定することができます。
ここで選択したタグの条件は以下の条件です。
- 「フロントページ」を表示した場合のみ表示されます。
- 「投稿ページ」を表示している場合には表示されません。
フロントページと投稿ページの意味と動作については以下でご紹介しています。
WordPressのフロントページに「投稿ページ」を指定する意味
投稿ページを選択した場合
投稿ページを選択した場合には、上記の逆で「投稿ページ」のみで表示されます。
ここで選択したタグの条件は以下の条件です。
- 「フロントページ」を表示した場合のみ表示されません。
- 「投稿ページ」を表示している場合には表示されます。
フロントページと投稿ページの意味と動作については以下でご紹介しています。
WordPressのフロントページに「投稿ページ」を指定する意味
404エラーページを選択した場合
404エラーページのみで表示されます。
ただし、テーマ(Twenty Ten、Twenty Eleven、Twenty Twelve)によっては、
404ページでサイドバーを読み込まないタイプのテーマもあり、
そうした場合には、この設定に関わらず、ウィジェットは読み込まれません。
テーマ(Twenty Thirteen)では404ページでもウィジェットの
読み込みが行われていますので動作の確認は行えます。
検索結果を選択した場合
検索ウィジェットなどを設置して検索した結果のページのみで表示されます。
投稿を選択した場合
投稿を選択した場合には、個別投稿を表示した際に表示されます。
固定ページ選択した場合
固定ページを選択した場合には、固定ページを表示した場合のみ表示されます。
ここで、フロントページ(TOPページ)に固定ページを割り当て、
投稿ページに固定ページを割り当てた場合は以下の条件で表示されます。
- フロントページ(TOPページ)では表示されます。
- 投稿ページでは表示されません。
メディア選択した場合
メディアページのみで表示されます。
ただし、テーマ(Twenty Ten、Twenty Eleven、Twenty Twelve)によっては、
メディアでサイドバーを読み込まないタイプのテーマもあり、
そうした場合には、この設定に関わらず、ウィジェットは読み込まれません。
テーマ(Twenty Thirteen)ではメディアページでもウィジェットの
読み込みが行われていますので動作の確認は行えます。
さいごに
簡単にウィジェットに条件を指定して表示、非表示の切換えができる点は、
非常に便利なのではないでしょうか。
ただ、条件指定の方法がすべて「または」である点が自由度が少し足りないかなと思うところです。
もっと細かく条件指定を行いたい場合には、
別途プラグインを導入することで条件式を入力することで指定ができるようになります。
ウィジェットの条件分岐表示にはWidget logic-wordpressプラグインを利用
このウィジェットでは、以下のように条件式が指定できます。
!is_404() && !is_super_admin() ・・・ && は AND条件
!is_404() || !is_super_admin() ・・・|| は OR条件
使用できる条件分岐タグは以下で確認ができます。
条件分岐タグ|wordpress codex日本語版
参考
Widget Visibility — Jetpack for WordPress
WordPressはWordPress Foundation の登録商標(第5049965号)です。
WordPressロゴ、アイコンその他のマーク等はWordPress Foundation の商標であり、
WordPress Foundation の著作物です。
WordPress.comはWordPress Foundation が管理運営を行うドメインならびにサービスの名称です。
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