xdomain無料サーバーでVaultPressは利用できてるっぽいが・海外からFTPが接続できない
2014/11/22
xdomainの無料サーバーでは無料で手軽にWordPressが利用できる便利なサーバーです。
しかし何でも便利に利用できるというわけではなく、多少は不便な部分もあります。
それがこのVaultPressなどの海外サービスが利用できない症状です。
2014/08/08追記
その後、VaultPressに対してxdomain上のサイトを登録し様子をみましたが、
FTP接続が行えない状態でも、毎日バックアップされているような動作をしています。
プラグインの導入を行うことでも一定のバックアップが行えている印象です。
とは言え、結果として利用できているだけと言う印象ですので、
今後バックアップデータのリストアなどを行って、検証後にご報告いたします。
VaultPressのサイト追加でエラーが発生
VaultPressは既存のサイトに対してプラグインを導入し有償プランを購入して利用します。
LITEプランで「$5/月」が請求されます。
尚、購入する前に5日間のみ有効なキーを取得して、
サイト内に導入可能かの確認を行うことも可能です。(知らずに購入したんですけどね^^;)
サイトにプラグインを導入しVaultPressに対してサイトへFTP接続などの設定を行って利用を開始します。
サイトに設定する手順については以下でご紹介しています。
このFTP接続の情報入力画面でエラーが発生してしまいました。
VaultPressダッシュボードより接続方法の選択画面を開きます。
接続に利用できる手段は以下から選択できます。
- SSH
- FTP/SFTP
- Alternate(移転用)
- MySQL Direct
- HTTP Auth(Basic認証オプション用)
xdomainではSSHには対応していませんのでFTP/SFTPを利用します。
FTPアカウントを設定して[Test&Save]をクリックします。
すぐに接続が試行されます。
接続のエラーが発生しエラーメッセージが表示され、接続できません。
FAILED Unable to connect to your FTP Server.
Trying port 21: Access denied: 530
ダメもとでMySQLサーバーの接続情報を利用して外部アクセスを行ってみましたが、
やはり接続エラーとなって接続できません。
FAILED Connect and log in to the MySQL server.
原因は簡単なことです。
そもそも海外からのFTP接続は認めていない
接続できない原因を調べていくと、以下のような記述がみられます。
国外ネットワークからのFTP接続を制限
FTP関連の仕様一覧
機能 仕様 FTPアカウント数 独自ドメインごとに1つ FTP over SSL 使用可能(FTP over SSL対応ソフトをご利用ください) ファイルマネージャー 使用可能 アクセス制限 国外ネットワークからのFTP接続を制限
またサーバーの仕様にも記載されています。
PHP・MySQLサーバー機能 | ドメイン取得&無料レンタルサーバー Xdomain(エックスドメイン)
FTP ○
(※国外ネットワークからの接続を制限)○ FTPでサーバーに接続を行います。 FTP over SSL ○
(※国外ネットワークからの接続を制限)○ FTP接続の際に、SSLを利用した暗号化通信を行う機能です。
VaultPressは言わずもがな海外のサービスです。
実際にバックアップジョブを受け持っていると思われるサーバーを
アクセス履歴から確認すると、以下のようなホストがアクセスしてきています。
- 207.198.112.7 jobs1.misc.iad.vaultpress.com
- 207.198.112.8 jobs2.misc.iad.vaultpress.com
- 207.198.112.9 jobs3.misc.iad.vaultpress.com
- 207.198.112.10 jobs4.misc.iad.vaultpress.com
どのIPで国を調べても「US」ですのでアメリカからのアクセスになっています。
これでは当然ですが、FTPアクセスが排除されてしまうわけです。
SSHもxdomainでは利用できない
当然ですがSSHも無料プランのxdomainでは利用できないことになりますので、
VaultPressのバックアップを利用する方法が閉ざされた格好になってしまいました。
※上位サービスのXserverでは利用を認めています。
でも大丈夫
大丈夫というのもおかしな話ですが、
私がVaultPressを利用するようになった最大の問題がMySQLエクスポートエラーです。
代替策として、サーバー上にエクスポート
さらに代替策としてテーブル単位にエクスポート
苦肉の策でレコード単位にエクスポート・・・
と、ここまでくるともう毎日は当然無理な状況です。
データベースが大きくなりすぎてテーブル単位に分割してエクスポートしなければ、
バックアップできない状況に陥っていました。
レコード単位ではどうにもやりきれませんし、ミスしたら悲劇ですしね。
プラグインを代用も・・・
他のプラグインなどを採用して定期実行しても結局はエラーで中断してしまいます。
しかし、このVaultPressではしっかりとバックアップしてくれます。
それだけのことだったのです。
MySQLの利用可能容量が小さい
xdomainでは無料プランでMySQLを利用した場合には、
容量が50MBに制限されます。
エックスドメイン よくある質問 | ドメイン取得&無料レンタルサーバー Xdomain(エックスドメイン)
MySQLで使用できるディスク容量を教えてください。
利用可能な容量は「50MB」までです。(ドメイン契約により100MBまで拡張されます。)
その値を超えるご利用は制限されます。
xdomainでドメインを取得して利用しても100MBですので、
一般的な有料レンタルサーバーなどで制限されている500MBの1/10しかありません。
その為、この程度の容量であれば、phpMyAdminでエクスポートしても、
BuckWPupプラグインで定期バックアップをとっても十分に耐えうる容量だと思います。
ある程度コンテンツ数が蓄積し、アクセスも一定の水準まで得られるようになってから、
Xserverなり他のサーバーなりに移行すれば十分であると思います。
少なくとも一定期間はしっかりと広告を表示し、任務は果たしているのですから。
WordPressはWordPress Foundation の登録商標(第5049965号)です。
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管理運営を行なう正式なトップレベルドメインであるとともに、
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Xdomainおよび、Xdomainロゴは、エックスサーバー株式会社の登録商標です。
登録番号は以下の通りです。
第5620796号
sixcoreおよび、sixcoreロゴは、エックスサーバー株式会社の登録商標です。
登録番号は以下の通りです。
第5257521号
wpXおよび、wpXロゴは、エックスサーバー株式会社の登録商標です。
登録番号は以下の通りです。
第5611913号
driveeおよび、driveeロゴは、エックスサーバー株式会社の登録商標です。
登録番号は以下の通りです。
第5171204号
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