headタグ挿入が投稿ごとに指定できるPer page headプラグインが便利
2014/11/22
<head>タグ領域に対してlinkタグやmetaタグなどを挿入して、
Faviconを設定したり、アクセス解析を導入したりしていることは多いと思います。
では、個別投稿ごとや固定ページごとに独自のタグを挿入したいときはありませんか?
例えば、1つの投稿のみに適用したいCSSがある場合や、
metaタグでインデックスを回避したい場合もあるかもしれません。
rel=”canonical”を指定してURLの正規化をする場合にも投稿ごとの制御が必要ですね。
そんな用途にマッチした便利なプラグインがあります。
久しぶりにheadタグ挿入関連の便利なプラグインに出会いました。
前から欲しかった機能がなかなかちょうどいいプラグインで実現できなくて困っていました。
各種タグの挿入
サイトを運用していると重複コンテンツや内容は薄いのだけど、
サイトを見てくれた人には例として紹介したいページなどもあります。
インデックス回避タグ挿入
そんなインデックスされたくないページがある場合に利用するタグは、
<meta name=”robots” content=”noindex,follow” />
です。
こうしたタグは投稿や固定ページごとに挿入したい。
しかし、これまでは条件分岐タグを利用して、has_tag(‘noindex’)などのタグでフィルタしたり、
is_single( ‘ID’ ) や is_page( ‘ID’ )で、投稿ごとにウィジェットを表示非表示して制御したりしていました。
重複コンテンツ対策タグ挿入
また重複コンテンツをクローラに知らせるために利用するタグは、
<link href=”http://[domain_name]/[content_url]/” rel=”canonical” />
です。
これはもう各投稿ごとに個別に指定することが多いでしょう。
共通タグではありませんし、これを自動化して挿入するには、
PHPから出力したほうが合理的なくらいです。
でも、各投稿を作成した時に、個別の正規化URLは決定しているわけで、
プログラムと言うよりも個別にURLを投稿に設定できたら十分なんです。
正規 URL を使用する – ウェブマスター ツール ヘルプ
そんな用途にベストマッチするプラグインが、
Per page add to head(Per page head)プラグインです。
Per page add to head(Per page head)
詳細は以下の投稿でご紹介しています。
共通タグ挿入機能
Per page add to head(Per page head)プラグインは、
まず、設定画面からすべてのページに共通で出力するタグ設定エリアが利用できます。
こうした機能を持つプラグインは多いと思います。
個別投稿・個別固定ページ挿入機能
Per page add to head(Per page head)プラグインの便利なところは、
個別投稿の作成画面と、固定ページの作成画面に<head>タグ挿入用のウィジェットが追加されます。
これは、この投稿、固定ページのみに有効な<head>タグ挿入エリアです。
その為、他の投稿やページでは必要のない特殊なタグを設定し処理させることができます。
以下は、個別投稿の作成画面の例です。
こうした1投稿ごとに設定できるプラグインはあまり見かけません。
本来は共通化して、重複記述を防ぐことがメンテナンス性を高めるために便利です。
ですから、こうした重複する可能性の高い設定方法は好まれないのかもしれません。
投稿ごとに制御できるメリット
投稿ごとに<head>タグの出力設定ができると、、、
URLの正規化が容易
URLの正規化などで<link href=”http://[domain_name]/[content_url]/” rel=”canonical” />を、
ページごとに設定して出力することができます。
当然、コンテンツが重複するのを避けるにこしたことはありませんが、
別ドメイン(サイト)で似たような内容のコンテンツを作成済のような場合に、
そのサイトにリンクするよりも、
自身のサイトに重複として作成して同一ドメイン(サイト)上で表示した方が便利な場合もあります。
そんな時には、 rel=”canonical” でオリジナル投稿のURLを指定して正規化が可能です。
当然、URLが都度異なりますので、投稿ごとに設定するのが有効です。
特殊なCSS/JavaScript読み込みにも便利
投稿によっては、サンプルソースの実際の表示例を提供したり、
CSSの設定例を実際に表示したい場合もあります。
そんなCSS定義は当然、その投稿のみに必要な要素です。
他の投稿で読み込む必要はありません。
本サイトではまだ全投稿で共通にCSSを読み込んでしまっていますので、実際には無駄が多い状態です。
そんな悩みも投稿ごとに制御ができるようになります。
当然、特殊なJavaScriptが必要な時も、投稿ごとに制御できます。
faviconの切り替えだって可能
普通はやらないとは思いますが、1投稿だけを異なったfavicon表示にすることも可能です。
混乱するからやる必要はないと思いますけど^^;
検証で実際に動作している模様として、faviconを切り替えています。
個別投稿(favicon青/CSS指定文字青) | 個別固定ページ(favicon赤/CSS指定文字赤) |
---|---|
いかがでしょうか? 使い方次第で便利ではないでしょうか。
詳細は以下でご紹介しています。
さいごに
このように「この投稿はこういう表示」といった感じで、
イレギュラーケースに対して都度CSSを指定したり、JavaScriptを定義したりすることができます。
私は、 rel=”canonical” の指定が一番用途として多いかなとおもうところです。
ただ、使いすぎに注意しましょう。
これは便利な反面、将来的に自分でもメンテナンスができないくらいにコアな設定になりかねません。
どの投稿でどういう設定をしたか管理ができなくなります。
本当に投稿ごと、固定ページごとに設定せざるを得ない場合以外は、
別の方法を採用されるようにお勧めします。
別の方法としては私は以下のような方法も併用しています。
WordPressはWordPress Foundation の登録商標(第5049965号)です。
WordPressロゴ、アイコンその他のマーク等はWordPress Foundation の商標であり、
WordPress Foundation の著作物です。
WordPress.comはWordPress Foundation が管理運営を行うドメインならびにサービスの名称です。
WordPress.com、WordPress.net、WordPress.org、WordPress.tv、
WordPressFoundation.orgはWordPress Foundationが
管理運営を行なう正式なトップレベルドメインであるとともに、
WordPress Foundationが運営を行うサービスの名称です。
wordpressはFree Software Foundation, Inc.によってGPL2+でライセンスされています。
関連記事
-
JetPackサイト統計データが消えた場合に復活する手順(してもらう)
Google or AdMax Promotion(it) 禁断の機能がau公式 …
-
JetPack by WordPress.com統計情報の検索リファラが減って表示されている件
Google or AdMax Promotion(it) 禁断の機能がau公式 …
-
VaultPress™を利用して、手動でサイト移転(引っ越し)の手順
Google or AdMax Promotion(it) 禁断の機能がau公式 …
-
wordpressプラグインの検索から有効化
Google or AdMax Promotion(it) 禁断の機能がau公式 …
-
ローカル(localhost)環境wordpressでjetpackの有効化
Google or AdMax Promotion(it) 禁断の機能がau公式 …
-
Digg™への共有をJetpack by WordPress.comで行う動作
Google or AdMax Promotion(it) 禁断の機能がau公式 …
-
ローカル環境のPHPをCGI実行させる方法をwindowsで試す
Google or AdMax Promotion(it) 禁断の機能がau公式 …
-
Google™AdSenseポリシーを準拠した自ページビューに対する対応
Google or AdMax Promotion(it) 禁断の機能がau公式 …
-
10.スペル&文法チェック-Jetpack by WordPress.com
Google or AdMax Promotion(it) 禁断の機能がau公式 …
-
.htaccessのRewriteBase動作を改めて確認してみました
Google or AdMax Promotion(it) 禁断の機能がau公式 …