Radikoで「ご利用時間終了」表示の開放手順（３時間視聴制限解除）

Radikoがプレミアムエリアフリーのサービスを開始(2014/04月頃)してから、
かれこれ３年ほどが過ぎようとしています。
地方から都心のラジオ番組を聴くことができたり、その逆ができたりと便利な有料サービスです。
タイムフリー再生は便利な機能なのですが再生ボタンが「ご利用時間終了」表示になり、
再生ができなくなってしまう仕様が導入されています。
全てを聴き終えてもいないのに再生ができなくなるこの仕様はさすがに回避したい。
そういうわけで「まだ聴いてないし！」という時の回避方法をご紹介します。

Radikoで「ご利用時間終了」表示の開放手順（３時間視聴制限解除）

「ご利用時間終了」表示が出るとかなりガッカリします。
というか、普通に再生ボタンを押してから３時間が経過すると表示されます。

Radicoご利用時間終了表示・Radicoご利用時間終了（３時間視聴制限解除）

ルールとしては一度タイムフリー再生を始めたら、
その番組は「聴き終わるまで一気に聴く」という利用をするしかないのが現状です。

タイムフリーの再生ボタンは視聴時間に余裕がある時にだけ押そうｗｗ

Radico制限前再生表示・Radicoご利用時間終了（３時間視聴制限解除）

どうしてこんなものが導入されているのかについては、
以下で触れていますが、
そもそも有料サービスでこういう施策をする当たり、
有料サービスとしての自覚はあるの？と感じてしまいます。

まだ全部聴いてないんだから聴かせてよと、制限開放へ

回避方法と言っても難しい事はしません。

この視聴制限自体、サーバーサイドで制限しているものでもなく、
単に、ブラウザレベルで処理をしているようなので、

視聴を開始したという情報をブラウザから消してあげるだけで再度再生ができます。

単純な話、Safariを使っていて視聴制限を受けたなら、
Firefoxを立ち上げて、再生するだけでも十分事足ります。

ログインして利用するサービスなんだから、
いくらでもサーバーサイドで制限できるはずですけど、良心的という事で。

Safariであれば（私のバージョンは少し古いですが）、
「Safari」－「環境設定」を選択して環境設定メニューを表示します。

Safari環境設定・Radicoご利用時間終了（３時間視聴制限解除）

環境設定で「プライバシー」タブを選択します。
Cookieとその他のWebサイトのデータから「詳細」をクリックします。

プライバシー（Cookie詳細）・Radicoご利用時間終了（３時間視聴制限解除）

Cookieやキャッシュの一覧が表示されますので、
「radiko」と入力してフィルタします。

Webサイトデータ一覧・Radicoご利用時間終了（３時間視聴制限解除）

フィルタすると「radiko.jp」のみが表示されますので、
「削除」をクリックして、データの削除をします。

Radiko.jpキャッシュ・Cookieの削除・Radicoご利用時間終了（３時間視聴制限解除）

Radiko.jpのWebサイトデータが削除されれば、作業は終了です。

Radiko.jpキャッシュ・Cookieの削除完了・Radicoご利用時間終了（３時間視聴制限解除）

制限解除の確認

ブラウザで表示を確認します。
Cookieやキャッシュを削除したことでログイン状態ではなくなります。

再度ログインを行います。

ページ更新後は再ログイン・Radicoご利用時間終了（３時間視聴制限解除）

Radikoプレミアム登録のメールアドレスとパスワードを入力して、
再ログインします。

Radikoプレミアムログイン・Radicoご利用時間終了（３時間視聴制限解除）

ログインするとトップページが表示されます。
目的はタイムフリーですので、タイムフリーを選択して番組を検索します。

ログイン後はTOPページから・Radicoご利用時間終了（３時間視聴制限解除）

目的の番組が表示されました。
視聴制限が解放されて、再生ボタンが表示されています。

タイムフリー選択後、再生ボタン・Radicoご利用時間終了（３時間視聴制限解除）

再生ボタンをクリックすると、
いつもの注意事項が表示されますので「OK」をクリックします。

注意事項同意・Radicoご利用時間終了（３時間視聴制限解除）

再生が開始されます。

再生開始・Radicoご利用時間終了（３時間視聴制限解除）

視聴制限の開放がうまくいかないブラウザも

上記はSafariでしたが、FirefoxでCookieの削除をしたところ、
視聴制限の開放がされず「ご利用時間終了」表示が消えない症状に出会いました。

FireFoxでCookie削除も効果なし・Radicoご利用時間終了（３時間視聴制限解除）

視聴制限の開放がうまくいかない時はプライバシーモード使用

昨今のブラウザには大抵備わっている「プライバシーモード」閲覧機能。

これを使って、プライバシーモードでRadikoにログインすることで、
ブラウザを閉じたら、サイトに関しての閲覧データ等は削除されるようになります。

視聴制限が効いてしまったら、
プライバシーモードのブラウザを立ち上げ直すだけで、回避が可能になります。

FireFoxはシークレットモードで開放・Radicoご利用時間終了（３時間視聴制限解除）

そもそも回避していいの？

回避していいのか？と言う点でいえば、公にはダメでしょう。
公式もこうした使い方は目的に反している為、NGという事と思います。

しかしブラウザのキャッシュクリアやプライバシーモードは、
一般に利用する機能の一つです。

ブラウザが調子悪くなれば消すのがキャッシュやCookieです。

人によってはブラウザを閉じたらキャッシュやCookieが、
自動的に消えるように設定している人もいるでしょう。

何ら裏技を使っているわけではありません。

キャッシュが消えたら制限がリセットされてしまうと言う仕様なだけです。

プレミアム会員資格はく奪の可能性は？

確かに、プレミアム登録を解除されて会員資格を
はく奪されることは無いとは言い切れません。

ログインして利用するサービスですので、
自身がどういう番組をどのくらい聴いているかは、記録されています。

ただ問題ならないという確証としては、

Radikoプレミアムはスマホ、PCなどで自由にログインし視聴ができ、
かつ、PC１台のみで再生することを許可するなどの制限がありません。

という事は、今回はブラウザのCookie削除でしたが、
別のPCからログインして再生すれば３時間視聴制限は無効になります。

このブラウザベースの制限を導入している以上は、
現状では制限になっていないと言うのが現状なのです。

同一PCか、別PCか、同一ブラウザか、別ブラウザか・・・
回避する意図があろうが、なかろうが再生ができてしまう訳です。

視聴制限を逸脱した利用方法なのかどうなのかを
運営サイドも判断ができるわけがありません。

まして、会員資格をはく奪するほどの判断が取れるような規約運営になっていないのです。

こうした使用方法で会員資格がはく奪されることはないと考えられます。

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