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FC2ブログからの転送を行うテンプレート・プラグイン編集計画(FC2移転・引越)

FC2ブログからWordPressなどのレンタルサーバー環境に対して、
URLの転送を行って引っ越しを行うとなった場合には、
FC2ブログで認められている仕様の範囲内で行う必要があります。
そうした仕様上できる範囲でテンプレートの修正を行って、
転送を行う手順をご紹介します。

 

FC2ブログからの転送を行うテンプレート編集計画の策定

FC2ブログに関わらず、無料ブログサービスには多くの制約があります。

FC2ブログは制約が少ない方ではありますが、
それでも利用ができる関数などで様々な制約が発生することになります。

制約の範囲内でできる限り、既存のURLを活かしてサイトのURL転送を行います。

なお、この作業はWordPress側にコンテンツの移行と
公開の準備が整った段階で行います。
準備が整うまではあくまでも計画として、テンプレートを準備しておくだけに留めます。
実際に行う際にはテンプレートを切り替えて対応します。

 

まず、テンプレートの修正を伴う作業になりますので、
FC2ブログで現在利用しているテンプレートの複製を行って作業します。

テンプレートの複製手順は以下でご紹介しています。

 

テンプレートの修正を行ったら、各ページの種類別にURL転送を計画します。

URLの記事転送では、全記事を個別にmeta refreshによる転送を行うことも可能です。
好みであれば、個別にURL転送を行ってもいいでしょう。

それぞれのページ種別における転送方法を考えてみます。

 

プロモーション(btm)

Google or AdMax Promotion (it)

移行先WordPressのコンテンツ例

移行先のWordPressでどのようなパーマリンク形式で記事を公開するかは別として、
想定されるページのタイプは以下のようなものが想定できます。

  • トップページ
  • 記事(投稿ページ)
  • カテゴリアーカイブページ
  • タグアーカイブページ
  • 年別アーカイブページ
  • 年月別アーカイブページ
  • 年月日別アーカイブページ
  • 検索結果ページ

こうした各々のページタイプに合わせて、
FC2ブログ側からできる限り効率的にURLの転送を計画します。

FC2ブログではテンプレート内で利用できる変数タグがあります。
その変数タグの「エリアモード変数」で囲まれたエリアを利用すると、
特定のページ種別のみでタグの出力などを行うことができます。

WordPress側種類 FC2ブログ側の種別 関連する独自変数タグ 備考
トップページ トップページ <!–index_area–>
~ <!–/index_area–>
インデックスページ、?mode 等のクエリが何も付かないURL
記事(投稿ページ) 固定リンク画面 <!–permanent_area–>
~ <!–/permanent_area–>
(blog-entry-x.html)で表示
カテゴリアーカイブページ カテゴリ別画面 <!–category_area–>
~ <!–/category_area–>
(blog-category-x.html)で表示
タグアーカイブページ タグ検索結果画面 <!–tag_area–>
~ <!–/tag_area–>
(?tag=xxx)で表示
年別アーカイブページ 月・日別表示画面 <!–date_area–>
~ <!–/date_area–>
(blog-date-x.html)で表示
年月別アーカイブページ
年月日別アーカイブページ
検索結果ページ 検索結果画面 <!–search_area–>
~ <!–/search_area–>
(?q=xxx)で表示

FC2ヘルプ | FC2ブログ | テンプレート用 変数一覧

 

こうしたエリア変数を利用しながらURLの転送を行います。
それぞれに合った変数を利用して、URLの転送を行います。

なお、ここで例示する転送ドメインは、
FC2ブログ側(転送元)が、http://fwding.blog.fc2.com/ としています。
WordPress側(転送先)が、http://fc2.freeblg.info/ としています。

 

端末ごとのテンプレート指定

FC2ブログではサイトにアクセスしてきた端末ごとに、
表示に利用されるテンプレートが異なっています。

その為、URLの転送をできる限りもれなく転送を行うには、
各端末のアクセスごとに適切に転送を指定する必要があります。

 

それぞれのテンプレート別の設定手順については以下でご紹介しています。

(以下は作成中)

 

それぞれのテンプレートに対して、可能な限り<meta>タグによる転送を指定し、
場合によってはJavaScriptを利用した転送を記述し、

もし、転送が動作しなかった場合の為に、
個々のコンテンツには移転先のURLリンクを追記しておくといいでしょう。

 

さいごに

無料ブログサービスはサイトへのアクセスが得られるまでの、
スタートダッシュが得られやすい環境のように思います。

その為、ブログを始めてからアクセスが付いてくるまでの期間を、
比較的に短くすることができる反面、

いざ、独自のブログで運用に切り替えようと思った時には、
こうした面倒なURL転送が必要になったりもします。

個人的には無料ブログサービスなどで提供される有料プランなどで、
これまでのコンテンツインデックスを、独自ドメインで一定期間運用し、

それからDNSサーバーを切り替えて、引っ越しを行う方がより安全だとは思います。

 

独自ドメインに運用を切り替えたとしても、
FC2ブログでは独自ドメインを利用しないようにしたのちも、
既存のコンテンツが結局残ることになります。

<link rel=”canonical” href=””>タグでURLの正規化を行ったり、
保険的にURL転送を行っておくことはどの道必要になってきます。

この作業は独自ドメインをFC2ブログに割り当てたとしても、
結局、引っ越しの際には必要な作業になりますので、
しっかり計画を行って転送をしたいものです。

 


公開日:
最終更新日:2014/12/04

最後までお読みいただきありがとうございました。

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