JetPackプラグインを停止・再開する

JetPackプラグインは非常に便利な機能が１プラグインで利用でき、
WordPressには必須プラグインといってもいいでしょう。
ここではJetPackのプラグインの停止と再開の手順をご紹介します。
JetPackに限らず同じですが。

以下で例示するJetPackサイト統計はやむを得ない事情がない限りは、
機能の有効無効設定変更を行う必要はありません。
予期しないデータ消失などを避けるためにも設定変更を行わないことをお勧めします。

今回は以下のバージョン画面でご紹介します。

WordPress:　バージョン 4.0 日本語版
JetPackプラグイン:　バージョン 3.1.1
サーバー:　Google App Engine for PHP

追記（暫定情報）
現在、この投稿は「Google App Engine for PHP」環境の
独自の動き、画面構成でご紹介しています。

Google App Engine for PHP環境ではサイト統計が初期化される症状には出会いませんでした。

JetPackプラグインを停止・再開する

JetPackプラグインの停止・再開はJetPackの管理画面から操作します。

JetPackプラグインはWordPress.comアカウント連携を行って利用します。
念のため、プラグインの停止前にアカウント連携を解除しておくのが正しい方法かと思います。

ただ実際はわざわざそうした流れを踏んで停止する人も少ないでしょうから、
ここではWordPress.comアカウント連携したまま停止を行います。

JetPackプラグインの停止手順

プラグイン停止はサイドメニューの[プラグイン]を選択して行います。

表示されたプラグインの一覧から停止したいプラグインの行で[停止]をクリックします。

下の画像は、旧バージョンにおける表示です。

JetPackのプラグインの停止

[停止] をクリックすると「プラグインを停止しました」とメッセージが表示されます。

プラグイン停止メッセージ

※この画面で停止後のプラグイン横に[編集][削除]のリンクが表示されていないのは、
「Google App Engine for PHP」向けのWordPress独自の表示です。
通常は[有効化] [編集] [削除]　と表示されます。

プラグインの停止は以上です。

JetPackプラグイン停止時の補足

JetPackプラグインを停止するとWordPress.comアカウントの連携が、
自動的に解除され、WordPress.comサイト統計情報も表示できなくなります。

プラグイン停止中のWordPress.com統計情報

JetPackプラグインを停止してもデータベース上には、
JetPackの設定情報を格納したレコードが残っています。

レコード内にはブログIDの値も格納されたままになっています。

データベースデータは残っています

JetPackプラグインの再有効化

プラグイン有効化はサイドメニューの[プラグイン]を選択して行います。

表示されたプラグインの一覧から有効にしたいプラグインの行で[有効化]をクリックします。

プラグイン有効化

プラグインを有効化すると、メニューが表示されます。

JetPackの表示

JetPackの場合はこの時点でWordPress.comアカウントに連携します。

JetPackのWordPress.comアカウント連携を解除・再開手順

WordPress.comアカウントに連携の過程で表示される認証画面では、
「client_id」としてブログIDが引き継がれて、アカウント認証が行われます。

アカウント認証(ブログID引継ぎ)

アカウント認証が完了すると、
WordPress.comサイト統計情報も表示できるようになります。

WordPress.comサイト統計情報アクセス可能化

プラグイン停止・再有効化の前後確認（GAE環境）

この例ではJetPackプラグインの停止と再有効化を例にご紹介しました。

その前後でも問題なく「サイト統計情報」データが表示されました。

JetPackプラグイン停止前

サイト統計情報・プラグイン停止前

JetPackプラグイン再有効化後

サイト統計情報・プラグイン再有効化後

以前のバージョンではこの操作でサイト統計情報が見れなくなった記憶があるのですが、
WordPress4.0では改善されているのかもしれません。

なお、直近で私は「WordPress 3.7.4+JetPack 2.7.2」の組み合わせで、
統計情報が見れなくなる症状に出会っています。

さいごに

特に説明の必要はないと思いますが、念のためご紹介しておきます。

WordPressはWordPress Foundation の登録商標（第５０４９９６５号）です。
WordPressロゴ、アイコンその他のマーク等はWordPress Foundation の商標であり、
WordPress Foundation の著作物です。
WordPress.comはWordPress Foundation が管理運営を行うドメインならびにサービスの名称です。

WordPress.com、WordPress.net、WordPress.org、WordPress.tv、
WordPressFoundation.orgはWordPress Foundationが
管理運営を行なう正式なトップレベルドメインであるとともに、
WordPress Foundationが運営を行うサービスの名称です。

wordpressはFree Software Foundation, Inc.によってGPL2+でライセンスされています。