AmazonアソシエイトAPIの最低限必須パラメータ(Amazon Product Advertising API/Amazonアソシエイト・アフィリエイト)
AmazonアソシエイトAPI(Amazon Product Advertising API)のリクエストを作るのは、
地味に面倒かもしれませんが、なぜうまくいかないのかをチェックする際には、
まず必須パラメータのみでリクエストを行って確認するといいでしょう。
ここでは必須となっているパラメータについてご紹介しておきます。
AmazonアソシエイトAPIの最低限必須パラメータ
AmazonアソシエイトAPI(Amazon Product Advertising API)のリクエストにおいて、
必須となっているパラメータは以下の3つです。
公式ヘルプからの抜粋ですので、そのままではありますが。
必須パラメータ
次の表のパラメータは全てのリクエストに必須です。
Parameter 値 説明 Service AWSECommerceService Product Advertising API のサービスを指定します。 AWSAccessKeyId AWS アクセスキー ID Amazon の Web サイトでアクセスキーIDを割り当てるには、http://aws.amazon.com をご覧ください。 Product Advertising API 4.0の全てのリクエストは、アクセスキーIDか登録IDのいずれか一方だけを含んでいる必要があります。 SubscriptionId Amazonによって割り当てられた登録ID Product Advertising API 4.0の全てのリクエストは、アクセスキーIDか登録IDのいずれか一方だけを含んでいる必要があります。バージョン2005-10-05以降、Product Advertising API は登録IDの配布を停止しました。すでに登録IDを持っている場合には、引き続き使用できます。 Operation 実行するオペレーション。例えば、 ItemLookup
Product Advertising API のいずれかのオペレーションタイプです。 (抜粋引用)Product Advertising API
「Service=AWSECommerceService」は固定
Product Advertising APIを利用する場合は、このパラメータは固定です。
「AWSAccessKeyId=xxx」または「SubscriptionId=xxx」はどちらかのみ
説明にある通りですが「アクセスキーIDか登録IDのいずれか一方だけを含んでいる必要があります。」とありますので、
最近(2005-10-05以降)新たにアカウントを取得した場合は、
すべて「AWSAccessKeyId=xxx」を使用する事になります。
アクセスキーは以下の手順で確認ができます。
「Operation=xxx」は大きく5種類から選択
Operationパラメータはどのようにデータの要求を行うかを指定するもので、
以下の値が利用できます。
- ItemSearch
- BrowseNodeLookup
- ItemLookup
- SimilarityLookup
- CartAdd / CartClear / CartCreate / CartGet / CartModify
通常、Amazonの特定商品を紹介するような場合は、ItemLookupです。
ItemSearchは検索結果、SimilarityLookupは類似品検索結果というように指定します。
BrowseNodeLookupではAmazonの商品カテゴリを検索することができ、
検索から得られたカテゴリで、
ItemSearchや、SimilarityLookupの対象カテゴリをフィルタリングする場合に利用できます。
それぞれは以下でご確認下さい。
ItemSearchを利用するには当然、何らかのItemを指定する必要がでてくる
必須パラメータは上記3項目ですが、
指定するOperationパラメータによって当然、付随する必須パラメータが出てきます。
ItemSearchをするなら、特定のItemを指定する必要がありますので、
「ASINコードなどが別途必要」などです。
この場合、パラメータは以下の様な指定になります。
ItemId=B01B3ZDKUC
書かれていないが「AssociateTag」パラメータも必須
「AssociateTag」はAmazonアソシエイトのトラッキングIDの事を示しています。
ログインしていれば、以下で確認が出来ます。
https://affiliate.amazon.co.jp/home/account/tag/manage
サイトやページなどの成果レポートを分けて確認したりする場合に必要なもので、
AmazonAPIの利用の有無に関わらず、
画面から作成したアフィリエイトリンクにも含まれるキーです。
このキーが無ければ当然、アフィリエイト報酬につながりませんので当然必須です。
このパラメータがない場合、要求したURLで返すXMLには以下の様なメッセージが返されます。
1 2 3 4 5 6 7 8 |
<Errors> <Error> <Code>AWS.MissingParameters</Code> <Message> リクエストには、必要なパラメータが含まれていません。必要なパラメータには、AssociateTagなどがあります。 </Message> </Error> </Errors> |
必須パラメータ以外に必要なタイムスタンプ・署名
必須パラメータ自体はさほど面倒なものもありませんが、
クエリ要求を行うには、現在日時から求めたタイムスタンプを付加する必要があり、
かつ、シークレットキーを用いて得られる署名を別途付加する必要があります。
シークレットキーは以下の手順で確認ができます。
必須キー自体は難しくないのですが、この辺りが取っつきにくく難しく感じてしまいます。
そこでAmazonはこの署名プロセスの手順をWebで可視化するツールを公開しています。
アクセスキーとシークレットキーを最上部のフィールドにコピペして、
テキストエリア内に必須パラメータで組み立てたリクエストURLを入力すれば、
後は「Display Signed URL」ボタンを押すだけで、
試しに実行することができるリクエストURLを組み立ててくれます。
通称「Signed Requests Helper」と呼ばれるツールです。
ちょっと確認する場合にはとても便利ですので、併用してご確認されるといいでしょう。
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