(A)WordPress4.0-ja＋JetPack3.1.1におけるサイト統計初期化検証
WordPress4.0-ja＋JetPack3.1.1の組み合わせを利用して、
JetPackによるWordPress.comサイト統計情報のデータが、
JetPackプラグインに対してのどのような操作で参照ができなくなるのかを検証します。
WordPress4.0-ja＋JetPack3.1.1におけるサイト統計初期化検証
ご参考までに以下の環境で検証しています。
※予告なく以下リンク先は閉鎖する恐れがあります。
WordPressバージョン
WordPressバージョン4.0
JetPackバージョン
JetPackバージョン3.0.2(4.0)
なお、検証の過程でDBのデータを取得して変更の推移を見ています。
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1 |
SELECT option_value FROM algorhythnn_wp40.wp_options where option_name = 'jetpack_options'; |
検証パターンと結果
今回の検証パターンは以下の組み合わせで行いました。
結果として、サイト統計データが消える（0になる）症状は再現しませんでした。
| ver | WordPress | JetPack | 1 | 2 | 3 | 4 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| サイト統計 | WordPress.com | プラグイン | プラグイン | |||
| 停止・有効化 | 解除・再連携 | 停止・再有効化 | 削除・再インストール | |||
| A | 4.0-ja | 3.1.1 | OK | OK | OK | OK |
実際の検証の流れを以下に記載します。
A-0.JetPack初回有効化前
JetPackをインストールして、まだ有効化していない状態では設定レコードは存在しません。
レコード不存在確認(4.0)
プラグイン有効化
プラグインの有効化を行います。
WordPress.comアカウントと連携が促されます。
WordPress.comアカウント連携(4.0)
また、この時点で初期レコードが生成されます。
初期レコード生成(4.0)
初期レコードは以下のようになっています。
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1 |
'a:2:{s:7:"version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:11:"old_version";s:16:"3.1.1:1411246923";}' |
WordPress.comアカウントと連携
[WordPress.comと連携] をクリックして連携します。
JetPack認証(4.0)
連携が完了しました。
JetPack認証完了(4.0)
この時点でJetPackの設定レコードの設定が行われます。
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1 |
'a:10:{s:7:"version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:11:"old_version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:28:"fallback_no_verify_ssl_certs";i:0;s:9:"time_diff";i:0;s:2:"id";i:75170978;s:10:"blog_token";s:65:"8ahihjFbe1JSoOHjfg9AC0MxAkba2PZg.8d%V3xgkuCc3*gzE!^7GErH%(gJh(Lvr";s:6:"public";i:1;s:11:"user_tokens";a:1:{i:1;s:67:"*QBE#mjZcLfyI@c#@Kd6dOjeKj1um*Z3.Im*IwOzuaZQR(wODXS5uRIG(eJA*HuAZ.1";}s:11:"master_user";i:1;s:14:"last_heartbeat";i:1411247444;}' |
JetPackのWordPress.comサイト統計を表示します。
表示されるまでには、約20分が必要な旨が表示されます。
WordPress.comサイト統計準備中(4.0)
Take ‘er easy, dude.
You sure got here in a hurry! Your site has been registered and we are now tracking your stats but there is nothing to display yet. Your stats will begin to appear here within twenty minutes. Have a sarsparilla.
管理者アカウントによるアクセスをカウントするように変更します。
管理者ページビューカウント(4.0)
自身でサイトを表示します。
サイト表示(4.0)
しばらくするとアクセス１が表示されてきます。
このことによって、まず有効化した時点でトラッキングが開始されていることが分かります。
ダッシュボードサイト統計表示(4.0)
以後、適宜アクセス数は変わるかとおもいますが、
このアクセス数が０にリセットされるタイミングをトラッキングします。
また、WordPress.comサイト統計のWeb上でも確認ができるようになります。
Web上ではブログに対して割り当てられたブログIDがURLに含まれます。
https://wordpress.com/my-stats/?unit=1&blog=75170978
このブログのブログIDは「75170978」となっています。
WordPress.comサイト統計(4.0)
A-1.サイト統計(停止・有効化)
有効化されているWordPress.comサイト統計の機能のみを一旦停止します。
WordPress.comサイト統計無効化(4.0)
停止では設定レコードに変化は見られません。
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1 |
'a:10:{s:7:"version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:11:"old_version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:28:"fallback_no_verify_ssl_certs";i:0;s:9:"time_diff";i:0;s:2:"id";i:75170978;s:10:"blog_token";s:65:"8ahihjFbe1JSoOHjfg9AC0MxAkba2PZg.8d%V3xgkuCc3*gzE!^7GErH%(gJh(Lvr";s:6:"public";i:1;s:11:"user_tokens";a:1:{i:1;s:67:"*QBE#mjZcLfyI@c#@Kd6dOjeKj1um*Z3.Im*IwOzuaZQR(wODXS5uRIG(eJA*HuAZ.1";}s:11:"master_user";i:1;s:14:"last_heartbeat";i:1411247444;}' |
WordPress.comサイト統計の機能を再度有効化ます。
WordPress.comサイト統計有効化(4.0)
サイト統計の表示を確認します。
サイト統計を確認すると問題なく表示されることがわかります。
ダッシュボードサイト統計表示(4.0)
機能の停止・再有効化は影響がないことがわかります。
A-2.WordPress.com(解除・再連携)
次のケースではWordPress.com連携を解除して再連携します。
解除前のレコードは以下のようになっています。
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1 |
'a:10:{s:7:"version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:11:"old_version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:28:"fallback_no_verify_ssl_certs";i:0;s:9:"time_diff";i:0;s:2:"id";i:75170978;s:10:"blog_token";s:65:"8ahihjFbe1JSoOHjfg9AC0MxAkba2PZg.8d%V3xgkuCc3*gzE!^7GErH%(gJh(Lvr";s:6:"public";i:1;s:11:"user_tokens";a:1:{i:1;s:67:"*QBE#mjZcLfyI@c#@Kd6dOjeKj1um*Z3.Im*IwOzuaZQR(wODXS5uRIG(eJA*HuAZ.1";}s:11:"master_user";i:1;s:14:"last_heartbeat";i:1411247444;}' |
では連携を解除します。
WordPress.com連携解除(4.0)
解除した際のレコードは以下のようになります。
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1 |
'a:5:{s:7:"version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:11:"old_version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:2:"id";i:75170978;s:6:"public";i:1;s:14:"last_heartbeat";i:1411247444;}' |
JetPack連携を行った時点でWordPress.comによるサイト統計情報は、
表示することができなくなります。
WordPress.comサイト統計アクセス不可(4.0)
解除したら、再度WordPress.com連携を行います。
JetPack認証(4.0)
再連携した際のレコードは以下のようになります。
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1 |
'a:10:{s:7:"version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:11:"old_version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:2:"id";i:75170978;s:6:"public";i:1;s:14:"last_heartbeat";i:1411247444;s:28:"fallback_no_verify_ssl_certs";i:0;s:9:"time_diff";i:-1;s:10:"blog_token";s:65:"rOGrue6%r5P4GsiCsH(DpfyK6nucs*jW.F%nMkndL5TaOpQXqq(&!s%IUVC1AxV#L";s:11:"user_tokens";a:1:{i:1;s:67:"YBv%gjUmVNYJk^s7tl7MV0ez7lxOHh*o.Q^oH^kD1XmsSMTUNYPPOTL1uLVgF&%fG.1";}s:11:"master_user";i:1;}' |
サイト統計の表示を確認します。
サイト統計を確認すると問題なく表示されることがわかります。
ダッシュボードサイト統計表示(4.0)
WordPress.comサイト統計のWeb上でも統計データの確認ができます。
WordPress.comサイト統計(4.0)
WordPress.comアカウント連携解除・再連携は影響がないことがわかります。
A-3.プラグイン(停止・再有効化)
次のケースではプラグインを停止し、再有効化します。
なお、停止前のレコードは上記のWordPress.com連携後と同じです。
ここではWordPress.comアカウント連携の解除を行わず、プラグインを停止します。
プラグインの再有効化(4.0)
プラグインの停止を行うと、レコードは以下のようになります。
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1 |
'a:5:{s:7:"version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:11:"old_version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:2:"id";i:75170978;s:6:"public";i:1;s:14:"last_heartbeat";i:1411247444;}' |
プラグインを停止するとWordPress.comサイト統計Web上でもアクセスできなくなります。
（キャプチャ省略）
再度プラグインを有効化します。
WordPress.comアカウント連携(4.0)
有効化した段階のレコードは以下のようになります。
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1 |
'a:5:{s:7:"version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:11:"old_version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:2:"id";i:75170978;s:6:"public";i:1;s:14:"last_heartbeat";i:1411247444;}' |
続いてWordPress.com連携を行います。
JetPack認証(4.0)
連携が完了した段階のレコードは以下のようになります。
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1 |
'a:10:{s:7:"version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:11:"old_version";s:16:"3.1.1:1411246923";s:2:"id";i:75170978;s:6:"public";i:1;s:14:"last_heartbeat";i:1411247444;s:28:"fallback_no_verify_ssl_certs";i:0;s:9:"time_diff";i:0;s:10:"blog_token";s:65:"9dtGU5yhxOqKc#3zb7GhiFRkGBv&zVU*.#uOvBtet#BZxkKzggcgBn&Y^zd#o3iRp";s:11:"user_tokens";a:1:{i:1;s:67:"$B1ih7d%d@wFVD$5BBUho7DZSNulJWK4.QsDX7igvCFJj%pYbnazb)TNAlcmvtJYB.1";}s:11:"master_user";i:1;}' |
連携が完了したらサイト統計の表示を確認します。
サイト統計を確認すると問題なく表示されることがわかります。
ダッシュボードサイト統計表示(4.0)
WordPress.comサイト統計のWeb上でも統計データの確認ができます。
WordPress.comサイト統計(4.0)
JetPackプラグインの停止・再有効化は影響がないことがわかります。
※たしか、この操作でデータが消えた記憶があるのですが再現しませんでした。
A-4.プラグイン(削除・再インストール)
次のケースではプラグインを停止し、削除まで行います。
削除後のレコードは削除され、設定が消えています。
レコード削除(4.0)
プラグインの削除をおこなったら、FTPクライアントから同じバージョンをアップロードします。
※バージョン試験の為
アップロードが完了したらプラグインを有効化します。
再有効化時点のレコードは以下のようになります。
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'a:2:{s:7:"version";s:16:"3.1.1:1411255779";s:11:"old_version";s:16:"3.1.1:1411255779";}' |
有効化したらWordPress.com連携を行います。
JetPack認証(4.0)
再連携後のレコードの状態は以下のようになります。
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'a:10:{s:7:"version";s:16:"3.1.1:1411255779";s:11:"old_version";s:16:"3.1.1:1411255779";s:28:"fallback_no_verify_ssl_certs";i:0;s:9:"time_diff";i:0;s:2:"id";i:75170978;s:10:"blog_token";s:65:"ql1RIMCy(GJOHO*@RxA107#l%l2rAysi.(@6Y*8QUkEsw61lSs*s!wa6OpAcD(rP!";s:6:"public";i:1;s:11:"user_tokens";a:1:{i:1;s:67:"@5Ul20GsAezhcLTbuBHijk8$rftE(nYr.e!70JkM^wMWGGCdl!!hAsdzhjuqg4sPi.1";}s:11:"master_user";i:1;s:14:"last_heartbeat";i:1411255963;}' |
JetPack連携が完了したら、サイト統計を確認します。
サイト統計を確認すると問題なく表示されることがわかります。
ダッシュボードサイト統計表示(4.0)
WordPress.comサイト統計のWeb上でも統計データの確認ができます。
WordPress.comサイト統計(4.0)
JetPackプラグインのアンインストール・再インストールが影響がないことがわかります。
※さすがにこれではリセットされると思ったのですが・・・。
さいごに
正直、サイト統計が初期化される別サイトとしてWordPress.comに認識される動作が、
まったく再現せず、正直八方ふさがりになりました。
何をすると、0PVに戻ってしまうのかの見当がつかなくなってしまいました。
継続して検証を行いますが、２回ほど私は経験していますが、
こういう再現性のない症状が一番厄介ですね・・・。
WordPressはWordPress Foundation の登録商標（第５０４９９６５号）です。
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WordPress.comはWordPress Foundation が管理運営を行うドメインならびにサービスの名称です。
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管理運営を行なう正式なトップレベルドメインであるとともに、
WordPress Foundationが運営を行うサービスの名称です。
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公開日：
最終更新日：2014/12/04
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