移転先ドメインのサーバー割り当て(FC2移転・引越)
FC2などからWordPressへ移転する際には独自ドメインでサーバーを運用されるでしょう。
新しく契約したドメインをFC2に一旦割り当てて運用する場合も、
FC2にはドメインを割り当てないで直接レンタルサーバーへドメインを設定する場合もありますが、
どちらのケースでもレンタルサーバーへのドメインの割り当ては必須です。
ここではドメイン名を各社レンタルサーバーへ割り当てる手順をご紹介します。
こうした作業が初めての方向けに補足しておくと、
レンタルサーバーに対してドメイン名を登録しただけでは、
ドメイン名によるアクセスは有効にはなりません。
その為FC2ブログなどに既にドメインを割り当てて運用している場合でも、
FC2ブログ側には影響はありません。
DNS(ネームサーバ)を切り替える前段階としてまずこの登録を行うことになります。
移転先ドメインのサーバー割り当て(FC2移転・引越)
レンタルサーバに対して独自ドメインを割り当てる方法は、
ただドメイン名を入力するだけのものもあれば、
ドメイン所有権認証といった手続きを行う必要があるものもあって様々です。
サーバー業者ごとに異なっていますので、以下でご紹介していきます。
無料サーバ
無料サーバーに対してドメインを割り当てる手順をご紹介します。
xdomain無料サーバー
xdomain無料サーバーではドメインの追加に当たって、
ドメインの所有権認証という手続きが必要になります。
これが結構面倒くさくて、既存でサイトを公開している場合には、
HTMLファイルをアップロードするだけでドメインの認証が行えますが、
新規のドメイン(持ち込み)を追加するには、
メールアドレス(メールサーバが必要)で認証するか、
DNSサーバーをxdomainのサーバーに切り替える必要があります。
以下ではそうした手順をご紹介しています。
無料の別レンタルサーバにドメインを割り当ててから認証をしたり、
無料のメールサービスを介して認証をしたりとケースごとにご紹介しています。
要はxdomainで基本的にはドメインを取得して欲しいという意思の表れです。
xdomainで取得済みドメインであれば、選択するだけで追加ができます。
000webhost.com無料サーバー
000webhost.com無料サーバーは海外の無料サーバーです。
自由度は高いのですが重たいサーバーなのでお勧めはしませんが、
簡単な手順でドメインの追加は行えます。
格安サーバ
格安サーバーに対してドメインを割り当てる手順をご紹介します。
minibird(ミニバード)サーバー
minibird(ミニバード)ではxdomain同様に持ち込みドメインを追加するに当たっては、
ドメイン認証の手続きが必要です。
これもNetowlによるスタードメインによる登録を推奨しているという位置づけです。
ExpressWebサーバー(WebMatrix公式対応)
ExpressWebでは特に認証などの手続きは必要なくドメインの追加が行えます。
ただ未検証ですが、ドメイン名(domain.com)としてサイト公開を行わずに、
サブドメイン(sub.domain.com)のみでサイト公開ができないなどの仕様的な制限があるようです。
少し面倒な挙動ですので、理解したうえでこのサーバーを採用する必要がありそうです。
ドメインの追加手順についての記事はただいま作成中です。
※ただ入力して[追加]とクリックするだけですので迷うことはありません。
100円サーバー
100円サーバーでは特に認証手続きなどもなくドメインの追加が行えます。
ただサーバー全体的に重たいのであまりお勧めはしません。
有料サーバ
有料サーバーに対してドメインを割り当てる手順をご紹介します。
XSERVER(エックスサーバー)サーバー
XSERVERでも特に認証手続きなどが必要なくドメインの追加が行えます。
マルチドメイン(1ディレクトリに複数ドメイン)は利用できません。
KAGOYAサーバー
KAGOYAサーバーでも特に認証手続きなどが必要なくドメインの追加が行えます。
マルチドメイン(1ディレクトリに複数ドメイン)1ディレクトリに対して割り当てる分には特に追加はありません。
ディレクトリごとに追加費用が発生します。
VPS・クラウドサーバ
Google App Engine for PHP
Google App Engineでも独自ドメインの割り当ては行えますが、
現時点で私はまだ利用していませんので、割愛させて頂きます。
さいごに
どこのサーバーを利用するかによって、ドメインの追加手順は様々ですが、
一度追加をしてしまえばもう触ることはないと思いますので、
焦らずゆっくり作業すれば迷うことはありません。
レンタルサーバーにドメインを割り当てただけでは、
ドメイン名でサーバーにアクセスすることはできませんが、
FC2ブログに対して同じドメイン名を割り当て済みの場合には、
DNS(ネームサーバ)の変更を行わずにこのまま作業します。
次の手順は以下になります。
一つ前の手順は以下になります。
FC2はFC2, Inc.の商標であり、FC2ブログはFC2, Inc.のサービス名称です。
FC2ロゴ、アイコンその他のマーク等はFC2, Inc.の商標であり、FC2, Inc.の著作物です。
公開日:
最終更新日:2014/12/04