年別アーカイブページ・FC2ブログmetaタグ転送策
FC2ブログの「年別アーカイブページ」へのPCからのアクセスを、
PC用テンプレートでWordPressなどの別サイトへ
URL転送を行う際の記述についてご紹介します。
ここでは<meta>タグによる転送例でご紹介します。
FC2ブログ「年月別アーカイブページ」のURL転送
WordPress側でどのようなURl形式で表示するかを先に決定する必要があります。
WordPress側の年月アーカイブURL仕様
以下は、WordPress WordPress 3.9.2 によって、
年月アーカイブページとして生成されたURLの例です。
各自移行環境でどのようなURLが生成されるのかを確認してください。
年月アーカイブのページを確認するには、
ウィジェットエリアに「アーカイブ」ウィジェットを追加して、
年月アーカイブページを表示してみると年月アーカイブのURLが分かります。
年アーカイブページ、年月日アーカイブページは、
そのURLルールに合わせて「月を消す」または「日を加える」ことで表示できます。
パーマリンク:デフォルト
パーマリンク設定を「デフォルト」として、
年月アーカイブのページのURLを確認した例です。
通常はこのような「~/YYYY/MM/DD/」形式でURLが生成されます。
- http://fc2.freeblg.info/2014/
- http://fc2.freeblg.info/2014/11/
- http://fc2.freeblg.info/2014/11/25/
パーマリンク:カスタム指定例(/%postname%/%post_id%/)
パーマリンク設定を「カスタム」として、
「/%postname%/%post_id%/」という設定を行った場合の例です。
この例ではURLに「/date/」というディレクトリURLが挿入されています。
- http://fc2.freeblg.info/date/2014/
- http://fc2.freeblg.info/date/2014/11/
- http://fc2.freeblg.info/date/2014/11/25/
パーマリンク:カスタム指定例(/%postname%.html)
パーマリンク設定を「カスタム」として、
「/%postname%.html」という設定を行った場合の例です。
FC2ブログからのURL転送ではこの設定を利用される場合が多いかもしれません。
ただ、この設定を採用した場合には、
年月アーカイブの末尾スラッシュがない状態で、
URLが生成される形になりました。
少し気持ちが悪い部分はありますが、
年月アーカイブもあまり見られる頻度も高くはないので、これでもいいかもしれません。
- http://fc2.freeblg.info/2014
- http://fc2.freeblg.info/2014/11
- http://fc2.freeblg.info/2014/11/25
個人的には静的html(~.html)によるURLであることの重要性よりも、
URL文字列は投稿の内容を英名または日本語で表すものの方が重要だと思っています。
過去の「blog-entry-X.html」というURL形式に固執するよりも、
いっそ、この移転でURLを刷新するのがいいのかなと私は思います。
その為、パーマリンク設定は「日付と投稿名」や「月と投稿名」、「投稿名」などを採用し、
年月アーカイブは「~/YYYY/MM/DD/」形式で表す方がいいと思っています。
この辺は好みになりますので、各自選択してください。
ここでは、「blog-entry-X.html」というURL形式を踏襲したものとして、
「~/YYYY/MM/DD」形式(末尾スラッシュなし)を採用したものとして、
URLの転送例をご紹介します。
年月アーカイブ<meta>タグによるURL転送
FC2ブログでは年月日アーカイブページのURLは以下のようになります。
- http://fwding.blog.fc2.com/blog-date-2014.html
- http://fwding.blog.fc2.com/blog-date-201411.html
- http://fwding.blog.fc2.com/blog-date-20141125.html
この場合もWordPress側でURLの変更をせずに再現を行うことができません。
※カスタマイズすればできるとは思いますが。
今回はWordPress WordPress 3.9.2とパーマリンク設定によって
生成されるURLに合わせて転送指定を行ってみます。
<meta>タグによる転送を行うにはエリア変数と独自変数を利用します。
利用するエリア変数
年月アーカイブページを表示した際にも、以下のエリア変数が利用できます。
1 |
<!--date_area-->~ <!--/date_area--> |
このエリア変数を利用することによって、
タグアーカイブのページを表示している場合にのみ「~」部分の記述を出力できます。
利用する独自変数
ただFC2ブログではアーカイブページ自体の年月を取得する変数はないようです。
その為、各年月に合ったページで転送を行うことがこの方法ではできません。
ここでは便宜上、現在の年月からアーカイブページへ転送を行います。
1 |
<!--date_area--><meta <%search_word>http-equiv="refresh" content="0;URL=http://fc2.freeblg.info/<%now_year>/<%now_month>"><!--/date_area--> |
※「http://fc2.freeblg.info/」は引っ越し先のサイトのトップページを指定します。
上記の「<meta <%search_word>http-equiv=”refresh”」の
<%search_word>変数部分は、実際には何も出力されません。
結果「<meta http-equiv=”refresh”」として出力されます。
これは「<meta http-equiv=”refresh”」としてテンプレートにタグを挿入・保存すると、
「<meta http-equiv=”refresh” ・・・>」部分が削除され保存されます。
FC2側の仕様を回避するための方策です。
これで、以下のようにサイトの転送されることになります。
http://fwding.blog.fc2.com/blog-date-2013.html
http://fwding.blog.fc2.com/blog-date-201309.html
http://fwding.blog.fc2.com/blog-date-20130925.html
↓
http://fc2.freeblg.info/2014/10
※2014年11月に年月アーカイブへアクセスした場合
ただこのままでは、新しい月に変わった1日から、
まだWordPress側に投稿がない状態で、アーカイブページに転送される可能性があります。
※2014/12/01 0:00:00 以降に、
http://fc2.freeblg.info/2014/12/などのURLに転送される。
(2014年12月の投稿の有無にかかわらず)
その為、保険的な意味合いを兼ねて、
前月アーカイブとして転送しておくと安全かもしれません。
1 |
<!--date_area--><meta <%search_word>http-equiv="refresh" content="0;URL=http://fc2.freeblg.info/<%prev_year>/<%prev_month>"><!--/date_area--> |
これで、以下のようにサイトの転送されることになります。
http://fwding.blog.fc2.com/blog-date-2013.html
http://fwding.blog.fc2.com/blog-date-201309.html
http://fwding.blog.fc2.com/blog-date-20130925.html
↓
http://fc2.freeblg.info/2014/10
※2014年11月に年月アーカイブへアクセスした場合
そんな雑な転送は嫌だということであれば、
JavaScriptを利用したURL転送であれば、
表示中の年月に合わせたURL転送が可能です。
JavaScriptによるURL転送
JavaScriptによるURL転送は、
年月アーカイブでは、FC2形式のURLをそのまま転送するのであれば、
共通JavaScriptを指定すれば転送は完了します。
ただ、metaタグによる転送ではFC2形式のURLを再現できない為、
metaタグによる転送と整合を取るならば独自のJavaScriptで転送を行います。
JavaScriptによる転送を行う手順は以下でご紹介しています。
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公開日:
最終更新日:2014/12/04