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(PHP&MySQLサーバー)xdomain無料サーバのWordPress手動インストール

xdomainの無料サーバーを利用してWordPressを公開する際には、
自動インストール機能を使うと便利です。
自動インストールはこのPHP&MySQLサーバーでも利用することができますが、
常に最新のバージョンがインストールされてしまいます。
利用したいプラグインが対応していない場合などに、
特定バージョンを選んでインストールする場合には手動インストールが必要です。
ここではxdomainのPHP&MySQLサーバーに対して、
手動でWordPressをインストールする手順をご紹介します。

 

PHP&MySQLサーバーにWordPressを手動インストール

PHP&MySQLサーバーにWordPressを手動インストールするには、
事前にPHP&MySQLサーバーの初期設定が終わっている必要があります。

公開ドメインの割り当て

まず手動インストールを行うWordPressで利用するドメインを割り当てます。
ドメインの割り当ての手順については以下でご紹介しています。
※ここでは他社管理ドメインの持ち込みを想定しています。

ドメインの割り当てが完了したら、ドメイン用に作成されたディレクトリに対して、
FTPクライアントからアクセスができるように設定します。

 

FTPアクセスの準備

設定を行ったドメインに対してFTPクライアントからアクセスができるように設定します。
FTPクライアントでアクセスするための手順は以下でご紹介しています。

FTP接続ができるよう設定を終えたら、
WordPressが利用するMySQLデータベースの作成を行います。

 

MySQLデータベースの準備

WordPressを手動でインストールする場合には、
事前にWordPress用のデータベースの準備をしておきます。

MySQLデータベースを作成しMySQLユーザーに対して権限を割り当てて、
MySQLの接続情報を準備します。

MySQLでデータベースの接続情報の準備手順を以下でご紹介しています。

MySQLの設定が完了すると以下のように接続情報が得られます。

15_データベース接続情報

データベース接続情報

MySQLの設定が完了したら、

インストールする、 WordPressの必要なバージョンをダウンロードしてきます。

 

WordPressの必要なバージョンをダウンロードと解凍

WordPressのダウンロードを行うにはWordPress.comサイトからダウンロードします。

WordPress › 日本語 « リリース

01_WordPress過去リリースページ

WordPress過去リリースページ

 

サイトにアクセスして利用したい過去バージョンンをダウンロードします。
今回は「WordPress: 3.7.1」を利用します。

ダウンロードするとファイルが保存されます。

02_WordPress-3.7.1-ja.zip

WordPress-3.7.1-ja.zip

 

WordPress: 3.7.1って、古っ!って思った方もおられると思います。
ですが、どうしても馴染めないバージョンの問題があって、
現状ではこのバージョン以上に私は上げたくない気持ちがあります。

 

他にもバージョンの問題は気付かないうちに出会っていたりするので、
なかなか本番環境をUPするのは抵抗がありますね・・・。

ダウンロードが完了したら、zipファイルを解凍します。
ここではwindows: windows 7 Ultimate(64bit)環境で作業しています。

ファイルを右クリックして[すべて展開]をクリックします。

03_zip解凍

zip解凍

 

展開先(解凍先)を指定して[展開]をクリックします。

04_Windows7標準解凍

Windows7標準解凍

 

解凍されるとフォルダが作成されます。

05_解凍フォルダ

解凍フォルダ

 

WordPress設定ファイルの準備

WordPressのディレクトリを開くと「wp-config-sample.php」ファイルがあります。

06_wp-config-sample.php

wp-config-sample.php

 

「wp-config-sample.php」ファイルの中身は以下のようになっています。

 

このファイルをコピーして「wp-config.php」に名前を変更します。

07_wp-config.phpにリネーム

wp-config.phpにリネーム

 

データベース接続情報の設定

「wp-config.php」ファイルを編集し、データベース接続情報をそれぞれ設定していきます。

データベース接続情報部分を編集します。

 

次に認証用ユニークキーを設定します。

認証用ユニークキーの設定

認証用ユニークキーは「wp-config.php」内部に記載されているURLから取得します。

URL: https://api.wordpress.org/secret-key/1.1/salt/

認証用ユニークキー取得URLにアクセスし、ユニークキーを表示します。
URLにアクセスすると以下のように都度キーが生成され表示されます。

08_認証用ユニークキーの生成と取得

認証用ユニークキーの生成と取得

 

表示されたキーをコピーして、「wp-config.php」に貼りつけます。

 

「wp-config.php」の編集が完了したら、

必ず UTF-8 の BOM なし (UTF-8N) で保存 します。

保存が完了したらFTPクライアントからWordPressのファイル全体をアップロードします。

 

FTPアップロード

サーバーにFTPクライアントで接続し、ドキュメントルートを表示します。

09_FTP接続

FTP接続

 

WordPressをインストールするディレクトリを作成します。
※直接ドキュメントルートにコピーしても構いませんが、
個人的にはサブディレクトリに配置する方が好みです。

10_インストールディレクトリ作成

インストールディレクトリ作成

 

サブディレクトリを作成したらそのサブディレクトリにローカルから、
WordPressのすべてのファイルを選択してアップロードします。

11_ディレクトリ内にアップロード

ディレクトリ内にアップロード

 

アップロードが完了したらアップロードしたサブディレクトリをクリックして選択し、
ファイルがアップロードできていることを確認します。

12_アップロードファイルの確認

アップロードファイルの確認

 

アップロードが完了したら、WordPressの初期設定を行います。

 

WordPressインストールと初期設定

「http://ドメイン名/dir/」にブラウザからアクセスしwordpress初期設定画面を表示します。

※「dir/」部分はwordpressをコピーしたフォルダ名です。この投稿の例では「wp」 です。

「http://ドメイン名/dir/」にアクセスすると、
URLは「http://[ドメイン名]/wp/wp-admin/install.php」に置き換えられインストール画面が表示されます。

インストール画面が表示されたら、 WordPressのサイト設定を行います。

サイトタイトルを入力し、ユーザー名・パスワード、メールアドレスを入力します。

サイトを検索エンジンに認識してもらうには、
プライバシーの[検索エンジンによるサイトのインデックスを許可する]にチェックを入れます。

すべて入力したら[WordPressをインストール]をクリックします。

13_インストールプログラム実行とページ表示

インストールプログラム実行とページ表示

 

インストールが行われ、正常に完了すると「成功しました!」と表示されます。
[ログイン]をクリックしてWordPressにログインします。

14_インストール完了

インストール完了

 

WordPressログイン

WordPressログイン画面が表示されたら、インストール時に入力したユーザー名でログインします。

15_WordPressログイン

WordPressログイン

 

ログインが完了するとダッシュボードが表示されます。

16_WordPressダッシュボード

WordPressダッシュボード

 

「http://ドメイン名/dir/」にブラウザからアクセスしサイトの表示を確認すると、
デフォルトテンプレートでサイトが表示されます。

17_WordPress初期表示

WordPress初期表示 

 

WordPressの手動インストール手順は以上です。

WordPressインストールファイルのパーミッション(権限)変更

インストールが完了したらアップロードしたファイルのパーミッションの設定を更新しておくといいでしょう。

ファイルのパーミッション設定変更の手順は以下でご紹介しています。

 

プロモーション(btm)

Google or AdMax Promotion (it)

自動インストールの便利さ

結構手間が多いのが分かります。

こうした手順をレンタルサーバー側で軽減するために自動インストール機能を提供していくれています。

下記では、サブディレクトリにインストールすることができなかったりもしますが、
自動インストールはバージョンなどにこだわりがなければ、非常に便利です。

 

WordPressインストール後の設定

インストール後に決まってやる設定についてご紹介します。

パーマリンク設定

WordPressをインストールしたら最初に行う作業が、パーマリンク設定です。

パーマリンク設定は、ブログ記事のURLを固定的なURLに変更する作業で、
投稿を行う前に設定しておく方が無難です。

WordPressのパーマリンク設定手順については以下でご紹介しています。

 

トップページURLの決定

WordPressをサブディレクトリにインストールした際には、
ブラウザからドキュメントルート(ドメイントップ)にアクセスした際にはページが表示されません。

02_ドキュメントルート表示

ドキュメントルート表示

 

こうした表示をドメイントップでも正しくWordPressが表示されるように設定を行います。

設定の方法を以下でご紹介しています。

 

トップページの決定

WordPressをインストールしたらトップページが最新投稿10件表示でいいかを検討しましょう。
通常インストールするトップページは最新投稿10件表示になっています。

ブログとしての用途のみでサイトを公開するにはこのままでも構いませんが、
一昔前のホームページのようなサイト構成で公開する場合には、
ブログをサイト内の1コンテンツとして公開することもできます。

 

設定の方法を以下でご紹介しています。

 

このように手動でWordPressをインストールするとなると、
慣れていれば特に抵抗はないのですが、初めてとなると結構面倒くさいかもしれません。

とは言え、自分でインストールすることで好きなバージョンをインストールしたり、
自由度が高く利用することができます。

自動インストールと自分に合った方法を比較して採用されるといいでしょう。

 


公開日:
最終更新日:2014/12/04

最後までお読みいただきありがとうございました。

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