10.スペル&文法チェック-Jetpack by WordPress.com
2014/11/22
wordpressを利用していて一番利用されているプラグインが、
このwordpress.comが提供しているJetPackではないでしょうか。
JetPackプラグインは機能が多いのですが、ここでは「スペル&文法チェック」の機能についてご紹介します。
はじめに
Jetpack by WordPress.comのすべての機能を使っているでしょうか。
私はこれまで必要なものだけを使って、ほかの機能はあまり気にしていない状態でした。
ざっと全体の機能を確認しましたので、ご紹介しておきます。
スペル&文法チェック
Jetpack の「スペル&文法チェック」の機能概要は以下のように表示されます。
スペル&文法チェック
After the Deadline 校正サービスを使えば、人工知能を使ったスマート・サジェスチョンで英語などのスペリングや文章スタイルを改善できます。
After the Deadline には、プロフィールページで変更できるカスタマイズ設定が色々と用意されています。
ただし、現時点で利用可能な言語は、英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語に対応しています。
その為、校正ツールを日本語で利用することはできません。
変更点
スペル&文法チェックを有効にすると、
プロフィールページに対して[校正]メニューが表示されるようになります。
また、投稿や固定ページの編集画面に対して、スペルチェックを行う為のボタンが追加されます。
このボタンを押すことで、誤ったスペルなどのチェックを行うことができるようになります。
使用例
実際にスペル&文法チェックが有効な状態で、投稿を作成します。
サンプルテキストは以下のように入力しています。
以下はサンプルテキストです
I new this guy who couldn’t spell. He was someone that could utilize the writing.以下はGoogle翻訳を行って生成されたテキストです。
It operates a blog at wordpress, I continue to continue to post every day.
一部をエラーが出るように改変します。
It operate a blog at wordpress, I continue to continue too post every day.
上記テキストを投稿に入力し[Proofread Writing]をクリックします。
スペルチェックの処理が開始されます。
スペルチェックが完了すると、以下のように指摘が下線で表示されます。
下線の色の意味は以下のようになっています。
- Misused words and spelling errors are red(誤用単語やスペルの誤りがある)
- Grammar mistakes are green(文法ミスがある緑)
- Style suggestions are blue(スタイルの提案があり、青)
下線で指摘された部分をクリックすると、プルダウンで候補が表示されます。
このようにして日本語環境でも、英語の部分でスペルミスがないかどうかはチェックすることができます。
また上記のように、WordPressをwordpressと表記したことの指摘のように、
指摘してほしくない単語がある場合には、除外する単語を設定することができます。
「無視する語句」に指定した単語は、指摘をせず無視されるようになります。
設定
プロフィール設定に表示される校正オプションは以下のような設定が行えます。
以下の場合にコンテンツを自動校正する。
このオプションにチェックを付与した際には、公開時と更新時に自動的にスペルチェックが行われます。
- 投稿または固定ページを更新した時
スペルチェックで指摘がある場合には下線が表示され、
そのまま公開を行うかどうかのダイアログが表示されるようになります。
英語設定
英語設定では英語の文章スタイルチェックについて設定を行います。
表記の振れや表現などの校正チェックを行うかどうかの設定です。
言語
言語設定ではwordpressの言語設定に基づいて、スペルチェックを行うかの設定ですが、
日本語は対象外言語ですので関係ありません。
対象言語は、英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語です。
言語設定は、日本語ではdefine(‘WPLANG’, ‘ja’); と ‘jp’ が指定されています。
言語ファイルのインストール – WordPress Codex 日本語版
尚、チェックの付与に関わらず、スペルチェックは行われます。
試しに各国語で翻訳結果をスペルチェックしましたが、
英語以外は赤下線が目立つ結果になりました。(Google翻訳の影響かもしれません)
無視する語句
無視する語句については、
先ほど書いた通りスペルチェックの対象外にしたい語句を登録することで、
下線表示の対象から除外することができます。
さいごに
こうしたスペルチェックは日本語ではATOKがあったなと少し懐かしい気持ちになりましたが、
どうも日本では普及せず、こうした機能を必要とされていないことが背景にあるように思います。
スペルチェックという機能よりもむしろ文字変換、漢字変換、誤変換入力といった機能の方が、
日本的には望まれているように思います。
しかし、よく英単語を入力するケースがあるような場合には、
こうした機能を有効化しておくと非常に便利かもしれません。
とはいえ、Google™AdSenseをAdSenceと誤ったスペルで覚えてしまった時期のあった私ですが、
AdSenceと表記しても、スペルチェックで指摘を受けることはありませんでした、残念。
参考
詳細は以下の英語ページで説明されています。
Proofreading — Support — WordPress.com
wordpressはFree Software Foundation, Inc.によってGPL2+でライセンスされています。
WordPressはWordPress Foundation の登録商標(第5049965号)です。
WordPressロゴ、アイコンその他のマーク等はWordPress Foundation の商標であり、
WordPress Foundation の著作物です。
WordPress.comはWordPress Foundation が管理運営を行うドメインならびにサービスの名称です。
WordPress.com、WordPress.net、WordPress.org、WordPress.tv、
WordPressFoundation.orgはWordPress Foundationが
管理運営を行なう正式なトップレベルドメインであるとともに、
WordPress Foundationが運営を行うサービスの名称です。
Jetpack by WordPress.comはAutomattic, IncのCreative Commonsによってライセンスされています。
ATOK™およびATOKロゴは、株式会社 ジャストシステムの登録商標です。
登録番号は以下の通りです。
第2146591号、第5039246号
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