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Google™サイト内検索(カスタム検索エンジンv2)の検索機能設定

      2014/11/22

サイト内検索ボックス(カスタム検索エンジン)を設置する方法として、
検索として一般的なGoogle™の検索インデックスを利用した、
検索ボックス(カスタム検索エンジン)を設置する方法があります。

このGoogleのカスタム検索エンジンは検索結果を独自にカスタマイズすることができます。

ここでは変更可能な検索機能をご紹介します。

はじめに

Google検索ボックスの設置方法は特に説明の必要はないとは思うのですが、
思った以上に設定項目が多くあり少し驚きました。

こうした検索機能の設定もその一つです。

尚、カスタム検索エンジンを利用するにはGoogleアカウントを作成し、
カスタム検索エンジンを作成する必要があります。
WordPressのサイドバーにGoogle™サイト内検索(カスタム検索エンジンv2)を設置する方法

カスタム検索エンジンのカスタマイズ全般に関しては以下でご紹介しています。
Google™サイト内検索(カスタム検索エンジンv2)をカスタマイズする方法

環境

  • wordpress:3.5.1
  • 利用テーマ: Twenty Twelve
  • カスタム検索エンジン: version 2

カスタム検索エンジンの検索機能

カスタム検索エンジンの検索機能の設定は、
カスタム検索エンジンでサイドメニューから[検索機能]をクリックします。

01_検索機能

検索機能

プロモーション

プロモーションと聞いてぱっと浮かぶのがAdWordsによるプロモーションではないでしょうか。
カスタム検索エンジンのプロモーションは意味合いが少し異なっています。

プロモーションを有効にする

プロモーションの設定は通常はオフになっています。

02_プロモーション有効化

プロモーション有効化

プロモーションをオンに変更するとプロモーションが有効になります。
プロモーションの表示には下部の[追加]をクリックしてプロモーションを設定する必要があります。

03_プロモーション追加

プロモーション追加

[追加]をクリックするとプロモーションの作成画面が開きます。

プロモーションの作成画面にて、以下の項目を入力します。
入力を完了し[OK]をクリックするとプロモーションが追加されます。

  • プロモーショントリガークエリ(キーワード)
  • プロモーションのタイトル
  • リンク先URL
  • プロモーションの説明
  • サムネイル画像URL
  • 有効(オン/オフ)
  • プロモーション開始日
  • プロモーション終了日
04_プロモーションの情報入力

プロモーションの情報入力

プロモーションが追加されると一覧にもプロモーションが表示されるようになります。

05_追加されたプロモーション

追加されたプロモーション

カスタム検索エンジンを設置し「プロモーショントリガークエリ」に
一致するキーワードを入力し検索します。

06_プロモーションキーワードによる検索

プロモーションキーワードによる検索

表示された検索結果に対して、設置したプロモーションが表示されます。

07_プロモーションの表示

プロモーションの表示

※検索結果に対してプロモーションが表示されるようになるまでには、
数時間~1日程度かかる場合があります。

またプロモーションをダイアログからではなくXMLを利用して一括登録することも可能です。
Google™サイト内検索(カスタム検索エンジンv2)でプロモーションをXMLで定義する

オートコンプリート内のプロモーションを有効にする。

オートコンプリート内のプロモーションを有効にする設定では、
まずカスタム検索エンジンに対してオートコンプリートが有効になっている必要があります。

オートコンプリートについては本投稿で後述します。

通常、オートコンプリートに登録(自動登録含む)されているキーワードを入力すると、
プルダウンでキーワードがキーワードサジェスト(候補表示)されます。

08_オートコンプリート+プロモーションキーワード表示

オートコンプリート+プロモーションキーワード表示

このオートコンプリートキーワードにてプロモーション広告を作成します。

09_オートコンプリート+プロモーション登録

オートコンプリート+プロモーション登録

検索結果には通常通りプロモーションが表示されます。
※これはオートコンプリート内プロモーション表示ではありません。

10_オートコンプリート+プロモーションの表示

オートコンプリート+プロモーションの表示

オートコンプリートとプロモーションの設定は以下のようになっています。

ここで「adsense」というキーワードは頻繁に検索が行われたキーワードとして
自動的にオートコンプリートに登録されたキーワードです。(上段)
※自動登録されたキーワードは確認できません

また「wordpress」というキーワードはプロモーションの表示の為に、
オートコンプリートのキーワードに手動で登録し、オートコンプリートプロモーションに設定したものです。(下段)

11_プロモーションとオートコンプリートの登録状況

プロモーションとオートコンプリートの登録状況

オートコンプリートが有効なキーワードで検索を行うと、
以下のようにオートコンプリート内にプロモーションが表示されるようになります。

自動登録されたオートコンプリートではキーワードサジェスト(候補表示)も表示されています(上段)
しばらくすると手動登録したキーワードでもキーワードサジェスト(候補表示)が表示されます。

12_オートコンプリートプロモーションの表示

オートコンプリートプロモーションの表示

尚、設定変更から表示されるまでには数時間が必要な場合があります。

プロモーションの変更後、その変更が表示されるまでに数時間かかることがあります。

ヘルプに記載の通り、表示されるまでには数時間から1日程度かかる印象ですが、
表示されるようになると以下のようにキーワードを入力すると、
このように設定したプロモーションが下部に表示されるようになります。

絞り込み

絞り込みの設定では検索結果をあらかじめ指定したキーワード(カテゴリ)で
絞り込みを行って表示する タブを設定することができます。

絞り込み機能を利用するに当たっては、
事前に絞り込み対象のサイトにラベルを指定しておく必要があります。

絞り込みの追加

まず[検索機能]-[絞り込み]タブをクリックして絞り込みの追加を行います。
[追加]をクリックし絞り込みのラベルを指定します。

13_絞り込みの追加

絞り込みの追加

[追加]をクリックして表示されるポップアップにラベル情報を入力します。

14_絞り込みダイアログ

絞り込みダイアログ

絞り込みラベル名

ここでいうラベルとは絞り込みを行う際のタブに表示されるタブ表示名にも利用されます。

このラベルでサイトを検索するには

「このラベルでサイトを検索するには」ではラベルが付けられたサイトから優先表示(他も含む)か、
ラベルが付けられたサイトからのみの検索結果を表示するかを指定します。

  • このラベルがついたサイトを優先する
  • このラベルがついたサイトのみを検索する

ファセット絞り込み

絞り込みは現在は16件まで表示が行える仕様ですが、
ここの絞り込みの方法でファセット検索(ファセットナビゲーション)という手法で、
検索を行って表示するかという設定のようです。

ファセット絞り込みでは以下のようなヘルプ記述があります。

ファセット検索結果でこの絞り込みの表示を有効/無効にします。有効にした場合、検索結果のページのファセット OneBox に上位 3 件の絞り込みを取得して表示します。

とは言え、 こちらの個別設定でのファセット絞り込みによる動作の違いを、
見極めることができませんでした。

オプションの単語

オプションの単語に対してキーワードを入力すると、
ユーザーが入力したキーワードによる検索結果を、
ここに指定したキーワードで絞り込んだ検索結果をタブで選択できるようになります。

ここでは「このラベルが付いたサイトのみを検索する」を選択して登録を行います。

15_絞り込みの追加例

絞り込みの追加例

登録した絞り込みは一覧に表示されるようになります。

16_絞り込みの一覧表示

絞り込みの一覧表示

検索するサイトへのラベル(絞り込みラベル)の割り当て

サイドメニューの[設定]をクリックし[基本]タブを選択します。
「検索するサイト」の部分に登録されているサイトURLをクリックしラベルを割り当てると、
「ラベル」の列に対してラベル名が表示されます。

17_検索するサイトへの絞り込みラベル設定

検索するサイトへの絞り込みラベル設定

サイトURLをクリックして表示される「追加したサイトの編集」ポップアップ画面で、
ラベルをクリックして表示されるプルダウンにて割り当てるラベルを選択します(複数選択可)

18_ラベルの設定方法

ラベルの設定方法

検索結果における絞り込みタブ(ラベル)の表示

設定が完了し、カスタム検索エンジンで検索を行うと、
絞り込み(ラベル)に選択したタブが上部に表示されるようになります。

19_検索結果の絞り込みタブ表示

検索結果の絞り込みタブ表示

タブをクリックして表示される検索結果は、検索するサイトにラベル付けしたサイトに絞り込まれます。

20_検索結果の絞り込みタブ選択1

検索結果の絞り込みタブ選択1

21_検索結果の絞り込みタブ選択2

検索結果の絞り込みタブ選択2

尚、検索したキーワードにマッチした検索結果が絞り込みの結果得られなかった場合には、
絞り込みタブも表示されません。

22_絞り込み結果なし時のタブ非表示化

絞り込み結果なし時のタブ非表示化

その他の設定

絞り込みの設定はその他の設定も行えます。

検索で表示する絞り込みの最大数

検索で表示する絞り込みの最大数では、上部に表示するタブの数を制限することができます。
選択肢は以下から選択できます。

検索結果の上部に表示する絞り込みラベルの最大数を設定します。 詳細

  • すべて
  • 1
  • 2
  • 16まで(登録最大数)

16件上限を超えて絞り込みを登録した際には以下のエラーが表示されます。
カスタム検索エンジンで 16 件を超える絞り込みを作成する – カスタム検索 ヘルプ

23_絞り込み16件超過登録エラー

絞り込み16件超過登録エラー

ただこの設定、私の環境では「すべて」を含めて15件(絞り込み14件)までしか、
表示を確認することができませんでした。

絞り込み対象に設定する検索対象のサイトは以下のように登録されています。

24_検索するサイトの登録状況

検索するサイトの登録状況

絞り込みを上限の16件を登録した状態です。

25_絞り込み登録状況

絞り込み登録状況

この状態で検索を実行した状態が以下の状態です。
絞り込みタブが15件まで表示され、16件目の表示を現時点で確認することはできませんでした。

26_検索結果の絞り込み表示例

検索結果の絞り込み表示例

ファセット(facet:小面)検索を有効にする

これはカスタム検索エンジン全体のファセット絞り込みに対する設定のようですが、
こちらも明確な動作を確認することができませんでした。

ファセット検索(ファセットナビゲーション)という検索手法を有効にし結果表示を目的としているようです。

ファセット絞り込みでは以下のようなヘルプ記述があります。

検索結果ページのファセット OneBox にカスタム検索エンジンの上位 3 件の絞り込みの検索結果のおおよそのパーセンテージを表示できるようにします。検索結果の集約は URL ベースの絞り込みに対してのみ有効です。個別の絞り込みを有効/無効にするには、絞り込み自体をクリックします。

こちらの全体設定では「検索結果のおおよそのパーセンテージを表示」が
行われる場合もあるようです。

例として以下のようなバー表示がされる場合もありますが、
設定の組み合わせで表示されたりされなかったりと不可解な部分がありました。

27_ファセット絞り込みのパーセント表示

ファセット絞り込みのパーセント表示

オートコンプリート

オートコンプリートの設定では、カスタム検索エンジンにて頻繁に検索が行われているキーワードを、
キーワードサジェスト(候補表示)によって表示するかどうかの設定や、
表示を行いたいキーワードを手動で登録することができます。

28_オートコンプリート設定

オートコンプリート設定

オートコンプリートを有効にする

オートコンプリートはデフォルトで「オン」になっていますが、
検索された実績がない場合には、キーワードサジェスト(候補表示)が行われません。
検索実績に基づいてオートコンプリートキーワードが蓄積されると、
以下のようにメッセージが表示されるようになります。

29_自動オートコンプリート登録状況

自動オートコンプリート登録状況

autocompletions (including custom autocompletions) were last updated on Month day, Year at hh:mm:ss AM GMT.

カスタムオートコンプリート

カスタムオートコンプリートではオートコンプリートに表示したいキーワードを、
手動で登録することができます。

またこの設定も登録してから表示が行われるようになるまで、
数時間から1日が必要な場合があります。

追加済み

追加済みタブではカスタムオートコンプリートに追加したいキーワードの追加削除を行います。
[追加]をクリックしキーワードを追加します。

30_カスタムオートコンプリートの追加

カスタムオートコンプリートの追加

ポップアップウィンドウに対して候補表示したいキーワードを入力します。
入力が完了したら[OK]をクリックして登録します。

31_カスタムオートコンプリートキーワード入力

カスタムオートコンプリートキーワード入力

「オプションの候補スコア」についてはオートコンプリートによる表示順序(ランキングスコア)を割り当てます。
入力可能なスコアは0~10,000 の範囲で指定できます。

スコアが大きいほど優先度が高くなり表示上の上位行に表示されます。

オートコンプリートのランク付け – カスタム検索 ヘルプ (引用抜粋)

オートコンプリートのランク付け

追加したカスタム オートコンプリートの表示順序を変更したい場合は、それぞれのオートコンプリートにランキング スコアを割り当てます。(中略)

スコアは 0~10,000 の範囲で指定できます。オートコンプリートの数が少ない場合は、スコアを 1~10 に限定すると管理が容易です。後でオートコンプリートの数が増えてきた場合は、小数点を使うことで対応できます。

カスタムオートコンプリートが登録されると一覧に表示されるようになります。

32_カスタムオートコンプリートキーワード一覧

カスタムオートコンプリートキーワード一覧

オートコンプリートにてキーワードサジェスト(候補表示)が行われると以下のように表示されます。

33_カスタムオートコンプリート表示

カスタムオートコンプリート表示

こうしたキーワードを一括して登録する作業は非常に手間のかかる作業です。
XMLファイルを作成し、一括登録を行うと便利です。
※オートコンプリートのXMLファイルの定義方法については、
文献が少ない印象ですのでお役に立つかと思います。

Google™サイト内検索(カスタム検索エンジンv2)でオートコンプリートをXMLで定義する

除外済み

除外済みタブではオートコンプリートに表示したくないキーワードを入力します。
[追加]をクリックするします。

34_除外済みオートコンプリート

除外済みオートコンプリート

ポップアップに表示されたフィールドに除外キーワードを入力します。

35_除外済みオートコンプリート登録

除外済みオートコンプリート登録

除外パターン

除外するキーワードの指定は正規表現を利用したマッチングで登録しておくことができます。
[追加]をクリックします。

36_除外パターンオートコンプリート

除外パターンオートコンプリート

ポップアップに表示されたフィールドに除外キーワードマッチングパターンを入力します。

37_除外パターンオートコンプリート登録

除外パターンオートコンプリート登録

プロモーション

プロモーションでは[プロモーション]タブをクリックしただけでは、プロモーションの設定が表示されません。
前述のプロモーションタブにて設定をおこなえば基本的に事足りるはずです。
その為、設定を非表示にしているのかもしれません。

38_カスタムオートコンプリートプロモーション・非表示

カスタムオートコンプリートプロモーション・非表示

ただ、ハックなのか不明ですが[除外パターン]タブをクリックした後に、
[プロモーション]タブをクリックすると設定を行う[追加][削除]ボタンが表示されます(されてしまいます、かも)

39_カスタムオートコンプリートプロモーション・表示と追加

カスタムオートコンプリートプロモーション・表示と追加

プロモーションの追加は[追加]ボタンをクリックすることで、
通常のプロモーション同様に作成が行えます。

40_カスタムオートコンプリートプロモーション登録

カスタムオートコンプリートプロモーション登録

必要フィールドを入力し[OK]をクリックしてプロモーションの作成を行います。

41_カスタムオートコンプリートプロモーション入力

カスタムオートコンプリートプロモーション入力

プロモーションの作成が完了すると一覧にプロモーションが表示されます。

42_カスタムオートコンプリートプロモーション一覧

カスタムオートコンプリートプロモーション一覧

プロモーションも作成してから表示されるまでしばらく時間が必要になりますが、
作成したプロモーションもオートコンプリートプロモーションとして表示することができます。

43_カスタムオートコンプリートプロモーション表示

カスタムオートコンプリートプロモーション表示

類義語

類義語の設定は[類義語]タブをクリックして[追加]をクリックすることで行えます。

44_類義語の追加

類義語の追加

ただし、ここで言う「類義語」とは一般的な日本語・英語などの表記の振れを示しているわけではありません。
類義語に設定を何もしていない状態で「ワードプレス」として検索します。

45_一般検索例

一般検索例

すると検索結果では当サイトでの表記「wordpress」が検索キーワードとして判断され表示されます。

46_一般類義語の自動検索

一般類義語の自動検索

類義語の[追加]をクリックして表示されるポップアップの登録例として、
「wordpress」のキーワード入力に対して「CMS」や「ブログシステム」などの、
関連のあるキーワードを指定するような使用法です。
入力が完了したら[OK]をクリックして登録します。
※個人的には検索結果に雑音が増える気がするので、使用をお勧めはしません。

47_類義語の登録

類義語の登録

登録が完了すると、一覧に類義語が表示されます。
尚、類義語を複数設定する際には「,(カンマ)」で区切って複数語句を登録します。

48_類義語の一覧

類義語の一覧

尚、類義語をXMLを利用して一括して登録することも可能です。
Google™サイト内検索(カスタム検索エンジンv2)で類義語をXMLで定義する

詳細設定

詳細設定では検索結果に表示する対象の詳細設定を行えます。

49_詳細設定

詳細設定

検索結果の並べかえ

検索結果の並べ替えでは、検索結果に表示される内容の表示順序を制御します。

50_検索結果の並べ替え

検索結果の並べ替え

ヘルプに以下の記載があります。

詳細 PageMapsリッチ スニペット マークアップメタタグで指定したキーを使って検索結果の並び替えができます。

デフォルトでは「Relevance(関連性)」と「Date(日付)」によるソートが設定されています。

ソートキーの追加が行えますが、ソートキーの指定方法は以下ルールで定義する必要があります。

並べ替えの基準となる構造化データキーは、コンテンツに使用する DataObject 名(PageMaps)またはプロパティ(リッチ スニペット)と完全に一致する必要があります。

メタタグなどを利用して投稿ごとにソートに有効なタグ付けなどがされていないと、
個別のソートは難しい印象です。

サイトに対してソート基準となる属性が出力されている場合は利用できます。

ただデフォルトの「Relevance」などのラベルは「関連性」などに変更しておいた方が分かりやすいでしょう。

ウェブ検索の設定

ウェブ検索に関する詳細設定を行います。

51_ウェブ検索の設定

ウェブ検索の設定

Refinement Style(洗練スタイル )

Sets the refinement style as tabs or links.
(タブまたはリンクの洗練スタイルを設定します。)

リンク、またはタブから選択しますが、どう変化するかを突き止められませんでした。

Safesearch (セーフサーチ)

Filter Adult Content in Search Results.
(アダルトコンテンツを検索結果からフィルタする)

アダルトコンテンツと判断された投稿を検索結果から除外します。
サイト内検索のみを対象とせず、Web全体の検索を行う際には有効な機能かと思います。

オフ、中、強から強度を選択します。

Results Browsing History(検索結果の閲覧履歴)

Permits to jump back to previous search results page.
(以前の検索結果ページに戻って表示することを可能にします。)

「有効にする」、または「無効にする」から選択します。

「有効にする」を選択した場合には、検索結果のリンクをクリックして投稿を表示する際には、
同一ウィンドウ内にリンク先ページを表示し[戻る]をクリックした際に、
検索結果のページを再び表示することができます。

「無効にする」を選択した場合、検索結果のリンクをクリックして投稿を表示する際には、
新規ウィンドウで投稿が表示されます。

No Results String(結果なしで表示する文字)

Specifies the default text to display when no results match the query.
(結果に表示する対象がないときに表示するデフォルトのテキストを指定します。)

検索結果が見当たらない場合にデフォルトでは「結果はありません」と表示されます。

52_検索結果なしメッセージ(デフォルト)

検索結果なしメッセージ(デフォルト)

フィールドに文字を入力した際には、入力した文字を表示することができます。

53_検索結果なしメッセージ(指定文字列)

検索結果なしメッセージ(指定文字列)

Link Target(リンク先 )

Sets the link target for links embedded in search results.
(検索結果に埋め込まれたリンクのリンク先を設定します。)

上記の「Results Browsing History」を有効にした際には、
リンクをクリックした際に検索結果と同じウィンドウで開かれます。(戻るで戻れます)

この設定に対して「_blank」と入力し設定した場合には常に新規ウィンドウで開かれます。
※その他の使用方法もありそうではありますが。

Query Addition(クエリの追加)

Appends additional query parameters to the search
(検索に追加のクエリパラメータを追加します)

ここに指定したキーワードはユーザーが検索フィールドに入力したキーワードに関わらず、
検索キーワードとして検索され表示されます。

フィールドに「xxx」と指定しています。

54_追加クエリ指定

追加クエリ指定

検索キーワードは「wordpress」ですが、
検索結果には「wordpress」と「xxx」にマッチする(AND)結果が表示されます。

55_追加クエリのAND検索結果

追加クエリのAND検索結果

Query Parameter Name(クエリパラメータ名) 

A string that specifies the query parameter name in the result URL.
(結果URLのクエリパラメータ名を指定する文字列。)

このクエリパラメータは設置したシステムのサイト内検索がデフォルトで利用しているクエリパラメータを、
カスタム検索エンジンに対して認識させる為のクエリパラメータです。

WordPressであれば「s」が採用されています。

このシステムとカスタム検索エンジンのクエリパラメータを一致させることで、
システムからカスタム検索エンジンに対してクエリ要求を行って結果表示を行うことができます。

ウェブ検索の制限

ウェブ検索に対して指定した制限を設定することができます。

56_ウェブ検索の制限

ウェブ検索の制限

Language Restrict(言語制限)

Restricts search results to documents written in a particular language.
(特定の言語で書かれた文書に検索結果を制限します。)

特定の言語に制限する場合、対象言語を選択します。
デフォルトは「All Languages」が選択されています。

Country Restrict(国の制限)

Restricts search results to documents originating in a particular country.
(特定の国に由来するドキュメントに検索結果を制限します。)

特定の国に制限する場合、対象国を選択します。
デフォルトは「All country」が選択されています。

Boost Results By Locale(ロケールによって検索結果を向上させる)

Boost search results whose country of origin matches the parameter value.
(選択した国にマッチするロケールからの検索結果を向上させる)??

指定する場合には、対象国を選択します。
デフォルトは「All country」が選択されています。

Result Size(結果サイズ)

Number of Web Results to Return per User query, between 0 and 20.
(ユーザーの問合せごとに表示するウェブ検索結果の数を0~20の間で指定します。)

検索結果ページに表示する結果の表示数を指定します。
デフォルトは10件表示されています。

Sort By(並び替え)

Set default sorting style from the sorting results list.
(選択肢から選択した並べ替え順を、デフォルトで表示されるソート順に指定します)

「検索結果の並べ替え」にて指定したソート順の設定から、
検索結果を表示する際のデフォルトとして利用する設定を選択します。

As Sitesearch(サイト内検索など )

Restrict Search Results to a particular site.
(特定のサイトに検索結果を制限します。)

「追加したサイトを重視して、ウェブ全体を検索する」を選択している場合に、
この設定でサイト内に限定する用途かと思いますが、サイト限定される動作を確認できませんでした。

ドメイン指定(algorhythnn.jp)、URL指定(http://algorhythnn.jp/)ともに、
外部サイトが検索結果に表示されました。
※反映までに時間がかかるだけかもしれませんが、
検索するサイトを明確に指定し限定する方が確実かと思います。

Extra Query Terms(追加クエリ条件)

Adds extra terms to the search query using Logical OR.
(論理OR条件を使用して、検索クエリに追加の用語を追加します。)

ここに指定したキーワードをOR条件で付加した検索結果を表示します。

Filter(フィルタ) 

Automatic Filtering of Search Results that look similar.
(似ている検索結果の自動フィルタリング)

検索結果で類似した検索結果の非表示を有効にします。

画像検索の設定

最下行以外の設定はウェブ検索と同様です。

57_画像検索の設定

画像検索の設定

Default to Imagesearch(画像検索をデフォルトに指定)

Default Search Results to Image Search Results.
(検索結果のデフォルト表示を画像検索に設定します)

検索の結果を表示した際のデフォルトを画像検索結果表示にしますが、
私の環境では画面更新の度(検索は実行していない)に、
画像検索の結果ページが白紙でポップアップされうまく動作しませんでした。
※テーマなどとの相性かもしれませんが。

プロモーション(btm)

Google or AdMax Promotion (it)

さいごに

カスタム検索エンジンの検索機能設定については以上です。

なんとなく使わせてもらっているカスタム検索エンジンですが、
以前より、キーワードサジェストが表示できないなと思っておりました。

今回調べたことで、事前に登録するかサイトで検索されるキーワードが
独自に登録されていくと知り、そういうことかと納得しました。

参考

 カスタム検索 ヘルプ



Google™はGoogle Inc. の登録商標(第4478963号及び第4906016号)です。
GoogleロゴはGoogle Inc. の国際登録商標です。
国際登録番号:881006及び926052及び1086299及び1091990及び1145934
Google AdSense™,AdSense™はGoogle Inc. の登録商標(第4899412号)です。

*本ページ内に記載されされた各社ブランド、サービス名、商標、登録商標については、
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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 - Google, 検索ボックス

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