au WALLETカードの氏名を偽名で発行してしまった人がもし居れば警鐘・・・
2014/11/22
au WALLET™カードの申込み時には利用規約への同意が表示されたと思います。
au WALLETカードの申込みの際にはカード表面に対して印字するローマ字氏名を入力します。
自由入力になっていたため、本名とは異なった氏名を印字したカードを発行された方もいるでしょう。
しかし、そのままカードを利用した際のリスクについて考えてみました。
au WALLETカード(本人限定カード)の取扱い
これまでもau WALLETカードの規約についての投稿を行ってまいりましたが、
au WALLETカードではau WALLET利用規約に以下のように記載されています。
利用規約 | au WALLET (抜粋引用)
第2条 MC付きWMCardの種類
「MC付きWMCard」には、次のとおり、「本人限定カード」と「無記名カード」があります。
- (1)本人限定カードは、当社又は提携企業が所定の手続きにより本人確認を行い、そのうえでお客様の氏名を印字して発行され、ご本人に限り利用を許可したMC付きWMCardのことをいいます。
- (2)無記名カードは、本人確認を必要とせず、”WEBMONEY USER”と印字して発行されるMC付きWMCardのことをいいます。なお、無記名カードに関しては、当該無記名カードを実際に所持する方をお客様とみなします。
第3条 本人限定カードの入手・利用許可等
- お客様が本人限定カードを入手するためには、当社又は提携企業が各々定める所定の方法により本人限定カードの申込み手続きを行う必要があります。なお、未成年の方が申し込む場合は、親権者の同意を得たうえでお申込みください。当社は、未成年の方から申込みがあった場合は、親権者の同意を得たとみなした上で、申込みを受け付けるものとします。
- 本人限定カードの申込みにあたり、お客様は、氏名、生年月日、現住所、連絡先その他当社又は提携企業が定めるお客様の必要情報を当社又は提携企業に申告しなければなりません。
- 当社又は提携企業は、申告されたお客様情報を基に所定の本人確認を行い、本人確認の完了をもって本人限定カードの利用を許可します。
- 本人確認の完了前後によらず、申告内容等に何らかの虚偽が発見された場合、当社又は提携企業は何ら催告をせず直ちに本人限定カードの発行を停止し、又は既に発行済みの場合は本人限定カードの利用許可を取り消しのうえMC付きWMCardのご利用を停止できるものとし、当該MC付きWMCardの利用可能残高は失効するものとします。併せて、これにより当社又は提携企業が被った損失、損害、費用等の賠償をお客様に対し請求できるものとします。この場合、当社及び提携企業は、MC付きWMCardを利用できないことからお客様に生じた損害及び失効した利用可能残高について、一切責任を負わず、また、お客様に対し何ら補償を行わないものとします。
au WALLETカードの申込みにおいて、氏名の英名入力を行います。
その際の入力フィールドは自由入力になっています。
無記名カードの印面は”WEBMONEY USER”のみ
カードの発行時に氏名と異なったローマ字を入力し、
カードを発行すれば匿名のau WALLETカード(無記名カード)が、
発行できると考えた方もおられるかもしれません。
しかし、無記名カードとしての定義は上記のとおり、
「”WEBMONEY USER”と印字して発行されるMC付きWMCardのこと」とされています。
その為「”WEBMONEY USER”」以外が印字されたカードは、
すべて「本人限定カード」として取り扱われることになります。
氏名と異なるローマ字印字は虚偽扱いの可能性
この入力欄が氏名と異なっている場合には、まず「申告内容の虚偽」とみなされる可能性があります。
虚偽が発見された場合には、即時にカード停止・残高失効を伴う可能性があります。
そうした虚偽申告によって取得されたカードの残額は一切保障されません。
この場合、当社及び提携企業は、MC付きWMCardを利用できないことからお客様に生じた損害及び失効した利用可能残高について、一切責任を負わず、また、お客様に対し何ら補償を行わないものとします。
現実的にはそこまでしないだろうと思われる
サービスの開始早々にそのような暴挙に出てくるとは考えにくいのですが、
カードの利用状況などで異常に換金性の高い商品ばかりを購入するなどの履歴があり、
悪質と判断された場合には、突然カード停止となる可能性も想像ができます。
さいごに
カード停止の原因がこのローマ字氏名の虚偽だけではないとは思いますが、
残高が残っている状態であっても、強制的に規約違反として停止された場合には、
残高は一切保障されませんので、そのつもりで利用する必要があるでしょう。
じゃ、WEBMONEY USERで発行
頭のいい方はau WALLETカードの申込時に英字名を
「”WEBMONEY USER”」と入力して発行すればいいじゃないかと思うかもしれません。
グレーゾーンですね・・・実際発行が認められればそうした形で、
au WALLETカードを発行できるかもしれません。
「本人限定カードはお客様の氏名を印字」となっていますしね。
もし、人の目でチェックされていないならば、、、いけそうな気が。
誰か勇気のある方はやってみてください。
なんか違和感
カード裏面にはサインをするのですが、表面の名前と違っているこの無記名カードを、
実店舗で使用するのはどこか違和感があるのは自分だけでしょうか。
これって、普通に考えてサインレスで決済できる場所、金額をターゲットにしてますよね。
au™、au by KDDI、auロゴはKDDI株式会社の登録商標です。
登録番号は以下の通りです。
第4449667号、第4464105号、第4472337号、第4472338号、
第4494464号、第4531747号、第4814423号、第4836315号、
第5491501号
au WALLET™、au WALLETロゴはKDDI株式会社の登録商標です。
登録番号は以下の通りです。
商願2014-4475
ウェブマネー(Web Money)および、そのロゴは、
株式会社ウェブマネーの登録商標です。
登録番号は以下の通りです。
第4735492号
Web Money INTERNET CARD WMおよび、そのロゴは、
株式会社ウェブマネーの登録商標です。
第4735493号
Web Money INTERNET SHOPPING WMおよび、そのロゴは、
株式会社ウェブマネーの登録商標です。
第4735502号
Web Money INTERNET SHOPPING WM www.webmoney.ne.jpおよび、そのロゴは、
株式会社ウェブマネーの登録商標です。
第4735502号
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