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WordPressのインストールディレクトリに配置される.htaccess作成タイミング

      2014/11/22

WordPressでブログなどの運営を行っていて、
最初はなかったはずの.htaccessファイルがWordPressのインストールディレクトリに
勝手に作成されていることに気付く場合があります。
その.htaccessはどのタイミングで作成されるのでしょうか。

 

WordPressのパーマネントリンク設定時に作成される

WordPressではパーマネントリンク設定があります。
ブログの各記事のURLをパラメータ形式から、その他の形式のURLに変更ができるあれです。

 

パーマリンク設定前の状態

パーマリンク設定は[設定]-[パーマリンク設定]から選択できます。

01_WordPressパーマリンク設定

WordPressパーマリンク設定

 

パーマリンク設定をしていない場合には、
各投稿のURLは「?p=123」のような投稿IDへのURLパラメータ形式となっています。

02_WordPressパーマリンクのデフォルト

WordPressパーマリンクのデフォルト

 

このパーマリンク設定を変更するまでは、
WordPressのインストールディレクトリに対しては.htaccessファイルは生成されていません。

03_.htaccessの未作成

.htaccessの未作成

 

ここで、パーマリンクの設定を行ってみます。

 

パーマリンク設定と設定後の状態

パーマリンク設定を行って設定を保存します。
ここでは「日付と投稿名」を選択しています。

04_WordPressパーマリンクの設定更新

WordPressパーマリンクの設定更新

 

設定を保存すると同時にWordPressインストールディレクトリに対して、
.htaccessファイルが生成されています。

05_.htaccessの自動生成

.htaccessの自動生成

 

.htaccessファイルの中身は以下のようになっています。

※以下はバージョン3.7.1-jaによって作成されたものです。
インストールディレクトリは「wdps」としています。

 

パーマネントリンクの設定を行ったことによって作成された .htaccessファイルによって、
どのようなURLによってアクセスがされた場合でも、
http://domain.com/dir/index.php に対してアクセスをするように定義しています。

後は、WordPressが内部的にアクセスしてきたURLに基づいて、
投稿や固定ページなどのコンテンツを表示しているわけです。

 

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.htaccessファイルが生成される理由

これは各投稿へのURLが「http://domain.com/dir/?p=123」形式で、
すべての投稿がWordPressのインストールディレクトリへのURL要求で処理されます。

すべての投稿が「/wdps/index.php」ファイルに対して「p=123」という値が渡されて、
各投稿の画面が表示されているわけです。

 

デフォルトURLの各タイプ

それぞれのページタイプ別のデフォルトURLを確認するとわかります。

ページタイプ デフォルトURL
ホーム http://domain/dir/
個別投稿 http://domain/dir/?p=8
固定ページ http://domain/dir/?page_id=10
カテゴリアーカイブ http://domain/dir/?cat=4
タグアーカイブ http://domain/dir/?tag=newtag
年アーカイブ http://domain/dir/?m=2014
年月アーカイブ http://domain/dir/?m=201408
年月日アーカイブ http://domain/dir/?m=20140823
投稿者アーカイブ http://domain/dir/?author=1

このように、全タイプのURLがインストールディレクトリに対して、
URLパラメータを渡すことで表示されているのです。

 

この .htaccessファイルをWordPressとは切り離した環境で、
どのように動作するかを以下で検証しています。

 

.htaccessが作成されることによって、
パーマリンク設定によってアクセスされる様々なURL形式を、
WordPressのインストールディレクトリのindex.phpに対してのアクセスとして集約し、
URLの形式に応じて適切なページを返すように、WordPressが処理しています。

 


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