FC2ブログの「PCプラグイン」JavaScript転送手順
FC2ブログからのURL転送を行う際には、
サイトにアクセスしてきた端末ごとのテンプレートに合わせてURL転送を行います。
通常は<meta>タグによるURL転送を記載しますがそのタグ指定にも限界があります。
年月別アーカイブページなどがそれです。
そうしたページに対してはJavaScriptによるURL転送を記述しておくのも一つの方策です。
ここではFC2ブログの「PC用プラグイン」を利用した転送手順をご紹介します。
FC2ブログの「PC用プラグイン」転送手順
FC2ブログのPC用の表示では、
独自のプラグインを追加して、JavaScriptなどを記述することができます。
このJavaScriptを利用してサイトのURL転送を記載することができます。
PC用テンプレートの追加と編集については、
GoogleAnalyticsタグの挿入などをする場合と同じですので、
操作方法については以下を参照願います。
PC用プラグインのフリーエリアに対して設定する
JavaScriptソースはページ種別ごとに異なります。
共通で転送が行えるもの、個別に転送の記述が必要なものがあります。
ここでは、それぞれのページ種別ごとにご紹介します。
トップページ
記事(投稿ページ)
カテゴリアーカイブ
トップページや記事(投稿ページ)、カテゴリアーカイブページなどは、
URLが固定URL形式で提供されます。
各ページごとのURL形式は以下のようになっています。
トップページ: http://fwding.blog.fc2.com/
記事(投稿ページ): http://fwding.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
カテゴリアーカイブ: http://fwding.blog.fc2.com/blog-category-2.html
こうした固定タイプのURLであれば、
共通のJavaScriptタグを利用して転送を行うことができます。
抜粋すると「タグ・年月・検索結果」のページ表示では、
出力されないプラグインエリアを作成し、
以下のJavaScriptタグを設定します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
<script type="text/javascript" language="javascript"> <!-- setTimeout("link()", 0); function link(){ strURL = "http://fc2.freeblg.info" + location.pathname; location.href = strURL; } // --> </script> |
これで、 トップページや個別記事、カテゴリアーカイブページなどを、
FC2ブログ形式のURLでレンタルサーバー側へ転送することができます。
タグアーカイブ
タグアーカイブページはFC2ブログでは、
タグの検索結果ページとして公開されています。
その為、独自のJavaScriptを指定して個別にURL転送を行います。
抜粋すると「タグアーカイブ」のページを表示した場合のみに
出力を行うプラグインエリアを作成し、
以下のJavaScriptタグを設定します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
<script type="text/javascript" language="javascript"> <!-- var query = document.location.search; var str = query.substr(5); setTimeout("link()", 0); function link(){ strURL = "http://fc2.freeblg.info/tag/" + str; location.href = strURL; } // --> </script><span style="font-family: Georgia, 'Times New Roman', 'Bitstream Charter', Times, serif; font-size: 13px; line-height: 19px; background-color: rgb(255, 255, 255);" data-mce-style="font-family: Georgia, 'Times New Roman', 'Bitstream Charter', Times, serif; font-size: 13px; line-height: 19px; background-color: #ffffff;"> </span> |
年月アーカイブ
年月アーカイブページはFC2ブログでも年月日が含まれた各形式でURLが提供されます。
転送元例: http://fwding.blog.fc2.com/blog-date-201411.html
FC2形式のURLでそのまま転送を行う際には、
共通のJavaScriptを利用して転送を行うことも可能です。
転送先例: http://fc2.freeblg.info/blog-date-201411.html
URL転送後に.htaccess ファイルで該当URLを
WordPressの年月アーカイブページに変換し再転送することで対応ができます。
しかし、この「blog-date-201411.html」形式のURLを、
テンプレート編集による<meta>タグ転送ではURLの生成が行えない形式になっています。
※アーカイブの年月が、独自変数から取得できない仕様の為。
年月アーカイブページのURL転送では、
どのような転送を行うのかを選択する必要があります。
- JavaScriptのみで、年月アーカイブURLをそのまま転送
- 現在日から求めた、当月または前月のアーカイブページへmetaタグによって一律転送する
1.JavaScriptのみで、年月アーカイブURLをそのまま転送
JavaScriptのみで転送を行う場合にはJavaScript共通タグを利用することができます。
この場合には「年月アーカイブページ 以外」を示す
エリア変数(<!–not_date_area–> ~ <!–/not_date_area–>)は指定しません。
2.現在日から求めた、当月または前月のアーカイブページへmetaタグによって一律転送する
こんなURL転送がいいかどうかは別として、
<meta>タグによる転送が行える仕様的限界によって仕方がありません。
こうしたURL転送を行う場合は、JavaScriptも同じ転送方法に合わせておいた方がいいでしょう。
抜粋すると「年、年月、年月日アーカイブ」のページを表示した場合のみに
出力を行うプラグインエリアを作成し、以下のJavaScriptタグを設定します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 |
<script type="text/javascript" language="javascript"> <!-- var dt = new Date(); var month = dt.getMonth()+1; var year = dt.getFullYear(); setTimeout("link()", 0); function link(){ strURL = "http://fc2.freeblg.info/" + year + "/" + month + "/"; location.href = strURL; } // --> </script><span style="font-family: Georgia, 'Times New Roman', 'Bitstream Charter', Times, serif; font-size: 13px; line-height: 19px; background-color: #ffffff;"> </span> |
※「年月アーカイブ」とは以下の各アーカイブを総称してここでは表記。
- 年アーカイブページ(blog-date-YYYY.html)
- 年月アーカイブページ(blog-date-YYYYMM.html)
- 年月日アーカイブページ(blog-date-YYYYMMDD.html)
検索結果ページ
検索結果ページはFC2ブログでもパラメータ形式のURLで表示されます。
検索結果ページURL例: http://fwding.blog.fc2.com/?q=[keyword]
その為、独自のJavaScriptを指定して個別にURL転送を行います。
抜粋すると「検索結果」のページを表示した場合のみに
出力を行うプラグインエリアを作成し、
以下のJavaScriptタグを設定します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
<script type="text/javascript" language="javascript"> <!-- var query = document.location.search; var str = query.substr(3); setTimeout("link()", 0); function link(){ strURL = "http://fc2.freeblg.info/?s=" + str; location.href = strURL; } // --> </script> |
さいごに
一言でJavaScriptでURL転送を行うといっても、
ページ種別ごとに細かく転送を指定しておく必要があることがわかります。
ただ、実際には個別記事やトップページ以外のページへ
被リンクをされたり、インデックスからの流入があったりすることは稀かもしれません。
最近でもまれに検索からそうした抜粋一覧が表示されるカテゴリ、タグなどの、
記事以外のページを提供されることもあります。
※個人的には好きではありませんが。
サイト運営者が意図的にそのように(回遊率向上を狙って)設計している場合は別として、
普通にサイト運営をしている場合には、大半は個別記事への直接流入が多くなります。
その為、記事URL以外のインデックスをどこまで転送を行うかは、
運営者自身がどれだけの労力をかけて、インデックスを維持したいか ?
それだけなのかなと思います。
ただ、全部できるならやっておくに越したことはないと思いますが。
面倒くさいよね^^
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公開日:
最終更新日:2014/12/04