頑張らない!でも諦めない!必死にならずにええかげん

運動による陣痛促進努力(出産を成功させるために確認して欲しいこと-3)

      2017/07/05

出産予定日の1週間超過から、産院に勧められた計画分娩。
自然分娩を希望していた私たちが実際に行った、
運動による陣痛促進の方法をご紹介します。

2017/07/05追記
神戸の医療事故を受けて改めて夫としての妊娠・出産としての心構えをご紹介しました。

本投稿は以下の概略の中の1投稿です。

概略

  1. 出産方法の選択と事前相談
    (産科医療とうまく付き合って出産を成功させるために確認して欲しいこと)
  2. 出産予定日超過と計画分娩の勧め
  3. 運動による陣痛促進努力-本投稿
  4. 分娩監視の適当さ加減と陣痛促進剤投与の執拗な勧め
  5. 産後母体管理に対する疑問と子宮収縮剤の同意なき投与
  6. 診療明細の不開示
  7. 産院の選択において確認したいこと
  8. 総括

また出産にかかった実際の金額についてご紹介しています。

 

妊娠中に車に乗る場合のシートベルト着用に最高だと思います。
このクッションは高いですが、こんな感じに使うからおなかも安心。

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運動による陣痛促進

私たちはこれまで、臨月に入るまで2カ月ほど、
夕食後に毎日、1時間ほど近隣の散歩を行ってきました。
これはよく言われる「胎児が降りやすくなる」という適度な運動として続けていました。

しかし、予定日を1週間過ぎそうになっているこの時点で、
これまでの散歩だけでは少し軽すぎると判断し、軽い登山を行うように変更しました。

標高としては、数百メートルの山で山頂に神社があるような山に、
登山用のステッキを片手に安産祈願をかねて登りました。

登山の時間としては片道2時間前後でゆっくりと妻のペースで登ります。
当然、常に坂下側には夫である私が常に回り、万が一にも滑った際などに備えています。

こうした登山は相応の危険も常に付きまといますし、
転倒した際などに腹部に岩などが当たれば大惨事です。
あくまでも夫婦などで話し合って、ご自分たちができる範囲で行動してほしいと思います。

また旦那様のサポートなしに一人で登るなどの行為は私は反対します。
夫婦で手を取り合って支えあう形で行ってほしいと思います。

ただ、こうした山に妊婦さんを連れて登山をしている夫婦が意外といるのも事実です。

登頂をしたのかは定かではありませんが、
同じような夫婦にすれ違うことが思っていたよりもありました。

登山は計画分娩を勧められた金曜日から始めました。

40週と5日(金曜日)

とはいえ、金曜日は登山ではなく、
家から車で10分ほどの郵便局へ徒歩で行きながら、
帰りに近くのハイキングコース(軽い山道)を通って戻る、3時間ほどの散歩です。

40週と6日(土曜日)

翌の土曜日には、標高300m程度の山頂に神社がある小さな山に登りました。

山は神社の参道ということもあって、そこそこ整備されている階段で、
部分的に岩があるような山です。
時間としては片道1時間半ほどの簡単なものです。

妻は昔から登山の経験がそこそこあるので、
妊婦でなければこんな山・・・と言いながら、ひーひー言っていましたw

と言いながらも、体調に変化もなく「いい運動だった」といった感じで満喫していました。

これは余談ですが「焼き肉を食べると陣痛が来る」そんなジンクスというか、
言い伝えがあるようですねw

私たちもこの初登山の帰りに、いつもの美味しい焼き肉屋に行って願掛けをしています。
(実際には焼き肉から2日後に陣痛が来たので、因果関係はないと思います ^^;)

2014/05/13追記
その後、10か月ぶりに無事出産を終えられたことを感謝して、
お礼詣りに同じ登山ルートで行ってまいりました。
以下の投稿では実際のルートや登山道の様子をご紹介しています。

当時こうしてご紹介できれば良かったのですが、写真を撮る余裕がなかったもので^^;
今思えば、必死でしたね。

お時間がおありでしたらどうぞ。

41週と0日(日曜日)・・・予定日から1週間

次の日曜日には少々標高が高く、ロープウェイがある山に登りました。
標高は350mを少し超える山です。

山道は途中急な岩場があって、手をつきたくなるような場所もあり、
夫としてこの山道は少し妊婦には危険かな・・・と思い、
引き返すことも考えましたが、妻が登ると決断した為、そのまま登頂しました。

正直、前日からの筋肉痛もあってしんどかったようで、
登頂したあとはよちよち歩きになっていました。

幸いロープウェイがあったこともあって、下山はロープウェイで降りてきました。

登山の前にロープウェイの案内役の方に登山口を聞いて登ったのですが、
帰りにロープウェイで降りてきたときには、
少し驚いた「登頂したんだ!?」って表情をされました。

私たちが登山口に向かう途中ですれ違った妊婦さんは、
岩場をみて断念したんだと思います。
たぶんそれが普通で、よく引き返してくるからこその驚きだったんだと思います。

41週と1日(月曜日)

連日の登山疲れがたまっていた事と、朝から少し子宮が張っているようだったので、
この日は少し休もうということになり、
いつもの通り、近くを散歩する程度の運動に変更しました。

近くの神社に散歩しに行き、安産を祈願してあとは安静に過ごすことにしました。

その日の昼から少し、陣痛なのか便意なのかわからない痛みが始まりました。
この辺から妻は陣痛の周期を図るスマホアプリを使い始め、周期のチェックに入りました。

41週と2日(火曜日未明)

月曜の22時頃から陣痛らしき痛みの周期が30分~40分の周期になり、
これはいよいよか?そんな雰囲気になり、私も入院の準備などを本格的に始めました。

未明の2時ごろには、陣痛の周期が10分から3分と短時間になり、
3時ごろには5分前後で安定して陣痛がくるようになった為、病院へと行くことにしました。

41週と2日(4:00am)

病院へ入ってから検診が行われます。

陣痛の波はいい周期できており、子宮口の開きは4cmと診断を受けます。

産道の常在菌に対する抗生物質の投与を予定していたため、
入院後すぐに点滴による抗生物質の投与と、
分娩監視装置の取り付けが行われました。

ここからが8時間余りの出産との戦いの開始です。

まずはこうして自然に陣痛が来てくれたことに、
ほっと一安心したといった感じでした。

続きは、以下の投稿です。

投稿の最初に戻るには以下の投稿です。


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