頑張らない!でも諦めない!必死にならずにええかげん

[追悼]身内の過労によるドロップアウトから過酷労働からの逃げ方を考えてみる

      2014/11/22

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昨今、労働力が不足して売り手市場になってきているといった記事を見ることが多くなりました。

これまではブラック企業万歳といった感じで、退職すること自体がリスクであるといった脅迫感から、
厳しい雇用環境であっても気力で乗り切って勤め続けるという選択を多く耳にしてきました。
しかし、頑張ることが正しいって考えから、
せっかくの売り手市場を活かして、さっさと逃げるって選択もできるいい時期ではないかと思います。

はじめに

つい先日東京へ行った話を投稿でしましたが、理由は身内に不幸があったためでした。

急な話だったことと、あまり大きな声では言えない亡くなり方だったことから、
葬儀の最中も私は自分自身に起こったことのように思えて、仕方ないという時間を過ごしていました。

こうして投稿にさせて頂く前に、心より彼の冥福をお祈りいたします。

過酷な労働環境

よく、残業時間が100時間を超えたとかで、鬱になったなんて話をテレビなんかで耳にします。

それでいつも思うのが「たかが100やそこらで」って考え方です。
そういう考えを持っているから、労働環境が改善しないんだって言われるんでしょう。

はい。すみません。

ただ、過酷な環境というのは、あくまでも個人差があって、
残業40時間/月でも耐えられないって人もいれば、400時間/月でも金さえくれれば構わないって人もいるでしょう。

あくまでも時間で過酷さは図れないと思うんです。

ただ、一つ言えることは「死ぬ前に逃げろ」ってことだけです。

自分が限界だと思ったところで、それは過酷な労働だって考えていいと思います。

つい魔がさす瞬間

こんな投稿をするのにはわけがあって、私も10年ほど前にメーカーで勤めているときに、
まぁ、過酷な労働環境に居ました。

当時の状況

昼間は工場との図面や仕様のやりとりをひたすらやっているために、
先にあるプロジェクトの図面なんて描く暇もなく、自分の仕事はいつも工場が終わった後の深夜でした。

深夜の間に図面を仕上げたり、工場への製造手配をおこなったりして、
翌朝からは昼間にまた工場とのやり取り。

そんな延々と続く、昼作業と夜作業を繰り返していました。

まるで廃人ですね

そんなことをやっていると、当然家に帰ることもできなくなってきます。

というか、一度家に帰ると、しばらく寝込んでしまって出社できなくなってしまうほどに、
疲労困憊していましたので「平日は家に帰らない」という選択をして、業務遂行していました。

寝るのは朝の4時や5時といった時間で事務所の椅子を3つ繋げて寝ていました。
9時前には同僚に起こされて、ミニキッチンで顔を洗う。
そんな毎日です。

あ、風呂は近くのカプセルホテルで風呂のみ利用プランで入っていましたよ。
着替えも1週間分持参してました(笑)

家に帰るのは土曜の終電なんかで帰って、日曜日に一日ぐったりしてまた月曜を迎える感じです。

臨界点

そんな生活を延々と続けていると、タイムカードがえらいことになります。

1日に4時間の睡眠時間以外は勤務しているわけで、実働みっちり「20時間/日」
週に6日勤務で「120時間/週」となります。

それが1か月続くと30日中に4日ほどの休みしかありませんから、26日ぐらい働きますね。
単純計算で「520時間/月」ってことになります。。。

その他日曜日も半分働いたり、完全徹夜なんてこともありましたので、、、。

最高到達点は

ちょっと計算はおかしいと思うかもしれませんが最終的記憶している勤務時間は、

「600時間/月」を超えた時がありました。

さすがにこの辺までくると、
事務所に居て応対しているときはテンションがある程度保たれるのでいいのですが、

一歩外に出て客先などに向かうと魔が差すことがあります。

ふと頭をよぎる瞬間

当時は会社からどこか現場に向かう時には、JR山手線を利用していました。

山手線ってのは、3分に1本のペースで電車が入ってきますので、非常に便利ですね。

はい。

次々にホームに電車が来るので、基本待ち時間も短くていいんです。

しかし、ちょっと郊外の電車になると、快速が来るのを待とうとかなって、20分ほど待ったりもします。

その待ち時間が危険。

ちょっとの空いた時間で手招き

心の中では独り言を言っています。

現場での打ち合わせも終わったし、

これから事務所に戻って、議事録とデータをまとめないと忘れるな。

その後、明日手配の工場への図面を描いて・・・

あ、別のプロジェクトの手配も迫ってるし、図面仕上げて承認もらわないと間に合わないな・・・。

この山積した状況って、一体いつまで続くんだろう。

はぁ~

どうやったらこの状況が終わるんだろう。

このまま目の前の線路に降りたら、楽になるんかな・・・

ハッ、なんだこの発想。オレやばいな・・・

 

そう、手招きされるんですよね。

誰もが一線を超える可能性

これ、本当に限界で逝っちゃってると、最後の1行が欠けるんでしょうね。きっと。

幸い自分はこの最後の1行部分が常に頭をよぎってくれた。

心のどこかで本当に無理だったら「即日ブッチして退職してやろう」なんて思ってました。

ちなみに、この頃の立場は実は「派遣社員」ですけどねw
派遣会社は適当な会社なんで金さえ入ればお構いなしな状況で。

そんなだから、なんの気兼ねも要らないし、最悪両社ともに労基に突き出せばいいやぐらいに思ってました。

それでも同僚とは仲もよかったし、若干の(派遣先に)愛社精神なんてものもあったんです。

だから最終的には事前に話し合って辞めたんですけどね。

ただ、この「周囲と仲がいい」や「愛社精神がある」ってことが追い込むんですよね。

逃げにくなって危険なんです。

 

どうして家族や恋人が浮かばないのか

一線を超えてしまった人に向けて「どうして相談してくれなかったのか」とか、
「なんで妻子残して逝ったんだろう」とかって思うと思うんです。

自分も今回の一件で、同じように最初は思いました。

「なんで踏みとどまれなかったんだろう、奥さんや子供の顔は浮かばなかったんかな」って。

浮かばないんですよね、これが。

自分が「このまま目の前の線路に降りたら、楽になるんかな・・・」って頭をよぎってるときも、
大切な恋人がいたと思います。

時間がないなりにも、会社までちょっとの時間だけでも顔を見に来てくれるような彼女が。
(気がどうかしてるからって妄想ではない)

 

でも、浮かばなかったですね。

楽になる以外の物事で親も恋人も何も浮かばない。

 

この線路にさえ降りれば、楽になれるって思ってしまっていました。

魔が差しているタイミングって、
目の前の「楽になれる」「解放される」ってことしか見えていなかったと思います。

本当に怖いなと。

一線を越えなかった理由はなにか

では、私が今こうして投稿ができて、生きているってのはなんでだろう。

ずっと考えていました。

 

彼と、自分の違いはどこにあったのだろうか。。。

 

その答えは、結局みつけられませんでした。

ただ、言えることは、、、

 

  • 同僚にも、上司にも 「不満は口にしていた」
  • 本当に無理な時はブッチしてでも 「休んだ」
  • 最終的には食われる前に 「辞めた」

 

どれも、決して社会人として褒められたものではないと思います。
※客先納期だけはなんとか守ってたと思います^^;

そんなヤツ、ダメ社会人やと笑われると思います。

笑われたっていいんです。

目の前に死神が迫ってましたから、なりふり構っていたら今ここに居ません。

死にたくなければ形振りかまうな

大人で社会人で真人間で、こうあるべきだ!ってちゃんとしてる人は、
魔が差したときに連れて行かれてしまうのかなと感じます。

どんなに厳しい状況でも、出社し業務を遂行し、後輩の手本にもなって・・・
なんてのは、自分を追い込んでしまういい典型ではないかなと思うんです。

いや、普通に残業もほどほどで勤務しているならいいんです。

状況が過度に過酷な状況で、そんな自分を演じても意味がないんです。

一歩間違ってしまえば、

同僚に泣かれて、立派だったね、とか言われて満足なんでしょうか。
その時、自分はもういないんです。

辛いときは辛いと言っていいんです。

辞めたいときは辞めたらいい。
妻子がいて 辞めれない状況だと思っても「辞めたいんだけど」って相談してみたらいいんです。

辞めることが「逃げ」な感じがしてなんか嫌なら、避けるって考えたらいい。
これ以上付き合っても怪我するから、よけよう(避けよう)って思えばいいんです。

それでも辞めるのが負けだって感じるなら、本気で労基に持ち込んで徹底抗戦すればいい。
土俵を変えてから勝てばいいんです。

同僚に悪いからとか周囲が気になって辞めれないのであれば、
自分が辞めて、しっかり労基なりに臨検入ってもらうことで会社が変わらざるを得ない状況を作り、
残ったみんなを楽にしてあげようと、何かを残してあげられる辞め方を選ぶといいと思います。

会社に愛社精神があるから、頑張るって思えてしまうときは、
そんな過酷な労働を強いる会社は、あなたを愛してくれているんでしょうか。
単なる片思いで便利に利用されているだけだとおもいませんか?目を覚ましませんか?
会社の為に命まで捧げているのでしょうか。

辛いときって本当に何も見えなくなってしまって、
自分では考えたこともないようなことが頭をよぎってしまうものだと思います。

こういうケースだけではなくて様々な犯罪なんかに手を染めてしまう人も、
気持ちで追い込まれ、魔がさしてしまうときもあるんだろうなって思います。

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さいごに

どんなに悔やんだところで、彼はもう戻ってくることはない。

その事実はわかっていても、どうして「避けて」くれなかったんだろうと、悔やまれてなりません。

ちょっと避けて、人生の少し回り道をする程度のことで、
違った未来はあったと思います。

きっと、奥様も状況を知っていたでしょうし、
一言いえば「辞めたら?」とも言えたでしょう。

彼と比べたら私ははるかにダメ人間で本当なら彼が生き残っていたほうがよかったんだろうとさえ思う。

でも、こういうときはダメ人間なほうが生き残るものなんだなと。

 

本当につらいときは、素直にダメになってしまえばいい。

もし今そんな状況に置かれている人がこの投稿を読んでくれたなら、

どうか頑張りすぎないで欲しい。

 

よく職場でミスや事故したときにいう言葉がある。

「大丈夫、命までは取らないから」

 

それが汚職やなんか悪質な場合でも、捕まる程度。で、命は助かる。

 

早まる前にちゃんと近しい人に「もー無理!」ってちゃんと言えるかどうか。

その自分を守るための逃げをちゃんと持ってほしいと思います。

 

重ねて、彼のご冥福をお祈りします。

 

トリガー

本投稿を書くにあたって今春の新入社員についての記事を読みました。

若いって素晴らしい! 入社1週間で「新入社員来ない」続出 | ニコニコニュース


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