au IDはもはやクレジットカードと同じ重要さで管理が必要
2014/11/22
auのスマートフォンを利用していて、
なんだかau IDで認証するように促されたことはありませんか?
PCのブラウザからログインしたいとなって、
すぐに2段階認証を行ってau IDにログインすることは簡単です。
しかしこの気軽に使うことができるau IDはネットショッピングもできてしまう、
クレジットカードのような決済代行手段に利用ができます。
2段階認証は不要になった場合は解除しておいた方が無難かもしれません。
はじめに
au IDというau™が始めたログイン認証の仕組みが最初のうちはよくわからなかったのですが、
いろいろ見ていくと便利な面というよりも正直危険な面が多いのかなと感じました。
皆さんはインターネットなどで買い物をする際にはどんな決済手段を利用しますか?
決済手段は様々あると思います。
- 銀行振り込み
- 代引き
- コンビニ決済
- eマネー
- pay-easy™
- pay-pal™
- デビッドカード
- クレジットカード などなど
その最後に「携帯電話」が加わるとしたらどうでしょう。
携帯電話(スマートフォン)≒クレジットカードな時代
買い物をする際に携帯電話のパスワード入力などで決済を行って、
請求は通話料と一緒にまとめて請求がくるとしたら、
少し携帯電話(スマートフォン)の見方が変わりませんか?
友人とは言え、財布の中のクレジットカードを手渡しすることなんてそうはないでしょう。
盗まれないと分かっていても、クレジットカードが、
他人の手にあるのは気分のいいものではありません。
携帯電話(スマートフォン)もそんな存在になるのです。
メールなどがみられるのが嫌といったレベルの話ではなく。
Suica™として利用できるといった感覚とも少し違っています。
au ID決済対応サービスの確認
それでは実際にショッピングを行って、auの通話料と一括請求で決済を行ってみます。
ショッピングは2段階認証を終えたPCブラウザで行います。
GoogleChromeをau IDで2段階認証
GoogleChrome™でau IDを利用するにあたっては、
まずPC上でau IDにログインができる状態である必要があります。
その為に行う手続きが「2段階認証」です。
2段階認証の方法は以下の投稿でご紹介しています。
au スマートパスのサイトへアクセス
2段階認証を終えたブラウザから携帯電話のau IDにログインします。
https://id.auone.jp/
ログインが完了するとau スマートパスのサイトが表示されます。
パッと見はauのお客様サポートなどauサービスをまとめたサイトで、
suポイントの確認やau スマートパスというアプリダウンロードし放題といった
サービスを利用するためのサイトのように見えます。
ページの最下部に表示されている[auかんたん決済]内に表示されている
[使えるサイトはこちら]をクリックします。
auかんたん決済が利用できるサイトがタブに分かれて表示されます。
https://id.auone.jp/payment/pc/
これまでも着うたなどのデジタルコンテンツの決済には、
auの一括請求が利用できていましたし、その為に真新しく感じるところはありません。
楽天市場が対応済(一部)
その中のショッピングタブをクリックすると、
以下のように楽天市場™が表示されています。
実際に楽天市場をクリックすると、
auかんたん決済のメリットを表示する楽天市場のページが開きます。
楽天市場のそこそこの店舗数で利用ができる感じです。
【楽天市場】auかんたん決済(下部に利用可能店舗の一覧表示)
楽天市場はAmazon™ほどの品ぞろえではないような印象ではありますが、
逆にマイナーな商品は楽天の方が多かったりと、双方が住み分けていると感じます。
ただ、こうした対応店舗で絞り込んだ商品検索がしにくいのが現状です。
とはいえ、以下の投稿で対応店舗を絞り込む方法をご紹介していますので、
参考にして頂けたらと思います。
ネットショッピングで利用ができる
ネットショッピングでこの決済方法が利用できることは、
au携帯サービスのオプション課金とは違って、
携帯と全く関係のないものの決済に利用ができるのです。
現時点で楽天市場で換金性のあるような商品はauかんたん決済で購入できる店舗はありません。
しかし検索キーワードのサジェスト機能では、
商品券やおこめ券などが表示されますので、換金に利用しようとするユーザーがいるのでしょう。
こうした決済の手段はIDが漏れて悪用されなければ問題にはなりません。
しかしIDが漏れるのはユーザーだけの問題ではありませんし、
auスマートフォンで端末に対してかんたんログインをしている場合には、
さらに悪用される可能性が高まります。
その為にも限度額は極力小さくしておいた方がいいでしょう。
実際にauかんたん決済を行った過程は、以下でご紹介しています。
限度額とID管理の重要性
利用規約の確認
auかんたん決済の利用規約は以下で確認ができます。
auかんたん決済 規約 | au ID
付則:auかんたん決済会員規約・auかんたん決済会員規約(Google Play(TM))
限度額がそこそこ大きい
このauかんたん決済で決済を行う際の限度額ですが、以下のように定められています。
年齢 | 加入年月 | 金額 |
---|---|---|
20歳未満 | – | 10,000円/月 |
20歳以上 | 1~3ヶ月目以内 | 10,000円/月 |
4~24ヶ月目 | 30,000円/月 | |
25ヶ月以上 | 50,000円/月 |
20歳以上で2年程度利用していると、それだけで[5万円/月間]までの決済が行えます。
たった5万ですが、Suicaなどと違ってチャージ金額を上限にすることもできません。
限度額の引き下げなどの設定変更は可能です。
それにモバイルSuicaなどではチャージ上限は2万円です。
モバイルSuicaなどもオートチャージ機能があるので、実際にはもっと利用は可能になりますが。
これは月間5万ですので、翌月の携帯料金支払いまでの間を重ねて考えると、
最大で10万までの借り入れ決済を行うことができるということになります。
さすがに分割決済などは行えないのでクレジットのように残高が膨らむことは考えられませんが。
ID管理は端末任せにしない
上記ではPCを利用して決済を行いましたが、
au IDをスマートフォンに設定して簡単ログインが可能な状態にある場合には、
さらに容易に対応店舗で決済を行うことが可能になります。
スマートフォンを盗難されたといった際にはかなり危険なのではないかと思います。
万が一にスマートフォンを紛失してしまった際に、
端末の操作をロックすることもそうですが、
こうしたIDの管理を端末任せにするのではなく、面倒でもその都度入力するぐらいの
手間を残しておかなければ、何かあった際に完全に乗っ取られてしまう可能性もあるのです。
2014/05/17追記
別件で検索していたら以下のような投稿を拝見しました。
auIDで実際に不正使用を受けたことの報告です。
たしかに先月あたりにauIDのかんたん決済がサービス停止しているのか、
つながらないといった症状が発生しているときがありました。
大きくアナウンスはされていない印象ですが、なんらかの問題が発生していたのでしょう。
以下事件簿にリンクしておきます。
事件簿
auかんたん決済 事件 その1|気分は永遠にダイエット中。
auかんたん決済 事件 その2|気分は永遠にダイエット中。
auWALLETサービスが始まってますますauIDの管理が重要になりますが(使う場合はですが・・・)
こうした過去に発生した事例を知ったうえで、auID連携などは最小限にしておいた方がいいでしょう。
au™、au by KDDI、auロゴはKDDI株式会社の登録商標です。
登録番号は以下の通りです。
第4449667号、第4464105号、第4472337号、第4472338号、
第4494464号、第4531747号、第4814423号、第4836315号、
第5491501号
EZweb、ezwebロゴはKDDI株式会社の登録商標です。
登録番号は以下の通りです。
第4360862号、第4436614号、第4625391号、第4723303号
EZde DION メールはKDDI株式会社の登録商標(第4697248号)です。
Google Chrome™ ブラウザはGoogle Inc. の登録商標です。
登録番号は商願2011-80184号および、商願2011-80187号です。
Google Chrome™およびロゴはGoogle Inc. の国際登録商標です。
国際登録番号:773982
Google Chrome™ ブラウザはGoogle Inc. の登録商標です。
登録番号は商願2011-80184号および、商願2011-80187号です。
Google Chrome™およびロゴはGoogle Inc. の国際登録商標です。
国際登録番号:773982
スイカ、Suicaの名称及び各ロゴは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
登録番号は第4980711号です。
スイカ、Suicaロゴ、Suica+ロゴの名称及び各ロゴは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
登録番号は以下の通りです。
第4717778号、第4957996号、第5070129号
第5070130号、第5196878号
モバイルスイカ、モバイルSuica™の名称及び各ロゴは、
東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
登録番号は第4980175号です。
ビュースイカ、VIeW Suica™の名称及び各ロゴは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
登録番号は第4703535号です。
Suica Styleの名称及び各ロゴは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
登録番号は第4961566号です。
Suicaポイント、Suicaポイントクラブの名称及び各ロゴは、
東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
登録番号は第5137229号、第5137227号です。
PayPal™及びPayPalロゴはPayPal, Inc.の登録商標です。
第4453753号、第4731138号、第4805646号、第5147270号
PayPal Here™及びPayPal HereロゴはPayPal, Inc.の登録商標(第5565574号)です。
pay-easyは日本マルチペイメントネットワーク推進協議会にて運営される
マルチペイメントネットワークサービスの名称です。
ペイジー™、pay-easyロゴは菱沼 昇氏の登録商標です。
登録番号は第4621540号です。
楽天は楽天株式会社の登録商標です。
(第4453054号及び第5036772号及び第5088880号及び
第5536381号及び商願2013-15455)
楽天KCロゴは楽天株式会社の登録商標(第4978392号)です。
楽天Rロゴは楽天株式会社の登録商標です。
(第5038540号及び第5069494号及び第5536383号)
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