KAGOYA™共用レンタルサーバENTRYプランはメールがオプションか！でも大丈夫

2014/04/25 2014/11/22

KAGOYA™共用レンタルサーバにはENTRYプランというMySQLなしの格安プランがあります。
そのプランにはMySQLがなしなだけでなくメール機能もありません。
メールに関してもMySQL同様にオプションを利用することもできますが、
ここでは、無料の独自ドメインのメールサービスを利用して代替してしまいましょう。

はじめに

KAGOYA共用レンタルサーバではENTRYプランであっても、
独自ドメインなども１ディレクトリに対して設定する分には特に追加費用はありません。
KAGOYA™(カゴヤ)の共用レンタルサーバに独自ドメインの割り当て

ところが、SSL証明書などを利用してSSL通信に対応しようと思った場合には、
証明書の発行段階で、そのドメインでメールを受け取る必要があったりします。

※以下は証明書のアクティベート(署名)過程の画面ですが、
メールアドレスがラジオ選択になって変更ができないようになっています。

証明書所有者情報入力１(SSLストア)

ということは使う使わないをともかくとして、独自ドメインのメールが必要になります。

ところがENTRYプランにはメールの機能はありません。
オプション契約は可能なのですが、月額432円（20GB）となっています。

MySQLオプションプランの追加をすでにしているような場合には、
普段使いしないメールアドレスに月額費用は少し重たい負担です。

Web(無料サービス)＋データベース(月525円)でイんじゃね。
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メールプラン（メールサーバー）| レンタルサーバーならカゴヤ・ジャパン

MySQL | オプション | KAGOYA Internet Routing

なんとかしたいところです。

無料＋独自ドメインメールの利用

無料で独自ドメインのメールといえば、
以前はGoogleApps™（Google™ Business）で提供されていました。
私も現在、その無料プランを活用させてもらっています。

Google Apps for Business

料金情報 – Google Apps for Business

ユーザーあたり 600 円/月

Google Businessの独自ドメインが有償化されてしまってから、
退避先として利用されてきたのがMicrosoft®Outlook.comでした。
しかしこちらもOffice365への加入が必要とのことで、有償化されてしまいました。

Windows Live アドミンセンター（抜粋引用）

Outlook.com 付きカスタムドメインの変更点

Outlook.com では新しいカスタムドメインの登録がサポートされなくなりました。カスタムドメインの管理を検討中の新しいお客様には、Office 365 の利用をお勧めします。これは Microsoft のプレミアムオンラインサービスで、エンタープライズクラスのメール、共同作業、およびコミュニケーション用のツールを提供しています。

Outlook.com 付きカスタムドメインを現在お使いの場合

既存のカスタムドメイン電子メールアドレスで Outlook.com にログインする機能は引き続きサポートされますが、今後はドメインのアカウントの追加や削除ができなくなります。

メールのみ利用するプランとしても、330円・１ユーザ/月となってしまっています。

Microsoft Exchange Online – ビジネス向け電子メール

全プラン比較：Office 365 のすべての一般法人向けプランを比較する

こうしたプランをメインで利用したいということであれば、それはそれですが。

残るはZohoか

で、現在無料で独自ドメインのメール運用となると、Zohoを利用することが選択肢になってきます。

Zohoメニュー

ボタンが[TRY NOW]となっていますが、
１独自ドメイン利用可能で、３ユーザーまで利用可能、１ユーザーあたり5Gまでの容量とまでが無料で利用できます。
と、十分な機能です。

Zoho™サービスを利用するための利用登録

Zoho™メールを利用する際のDNS設定の手順(お名前.com編)

Zoho™メールで独自ドメインでメールを利用する手順

メールアプリ・設定

こうしてZohoに独自ドメインを割り当てて運用することで、
新しく取得したドメインでメールアドレスの発行が必要となった際にも、
すぐにメールアドレスの取得と利用開始が行えるようになります。

さいごに

無料サービスも段々と淘汰されたり、有料化されたりして選択肢が少なくなっている印象です。
GoogleのGmailで言えば、独自ドメインを割り当てていても無料プランでは広告が表示されていたわけで、
あえて有償化に踏み切らなくても良かったんじゃないかなと個人的には思うのですが。

こうした無料プランとレンタルサーバのライトなプランをうまく組み合わせることで、
負担の少ないサイト運用が行えると思います。

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